- Amazon.co.jp ・本 (391ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122050822
感想・レビュー・書評
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シリーズなのかな。
結構楽しめた。
基子強い。
狂気を感じる程。この先どうなるのか。
美咲も気になるね。
次作も読んでみよう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
誉田哲也作品初読み。
一作で二ついや、三つの事件を解決か?
しかし、ストーリーはまだ始まったばかりでジウの正体も目的もつかめていない。
ジウの正体が気になりつつ次巻へ。
アクションあり、サスペンスでもあり、ロマンスの香りも漂う。 -
児童誘拐事件と立てこもり事件がひとつの捜査線上に並び、謎のジウという人物の存在が明らかになる。
元同僚である美咲と基子。タイプのまったく違う2人も知らず知らずのうちにその線に吸い寄せられて行く。
2014年5月7日読了。
とにかく素直な美咲とその美咲を疎んじる基子。
この2人がいつか理解し合える日が来るのだろうか?
Ⅲまで続いているようで、ジウの存在と2人の成長、これがどう変化していくのかを楽しみたいと思います。
5月9日追記。
Ⅱを読み始めてしばらくしたところで、読み続けるのを断念。
ジウ自身と思われる生い立ちの語り部分についていけず。。。
グロ系が苦手な方には不向きと思われます。 -
まだまだ謎の少年(?)ジウがちょっと姿を現しただけ。これから核心に迫っていくんでしょう。私は本を読むときに登場人物を頭で想像して読みますが、レスリングと柔道をたしなみ、女だてらにSATにまで入隊した伊崎基子さんは吉田兄貴で脳内再生されました。基子さんも美咲さんも恋は悲しい結末で終わるのね。誉田作品に多いグロい描写もありますんで苦手な方はご注意を。
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ちょっと主人公二人の性格が極端すぎるけど、
まあ先は気になる。 -
090317
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まだ、序章
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美咲と基子の成長というか、今後の変化が楽しみです。
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傑作の警察小説です。
警察小説と聞くと、おっさんの刑事が活躍するイメージがあります。
しかし、この小説はまず主人公がきれいな女刑事です。しかも二人。
さらに所属は特殊班です。
それだけで、何か既存の警察小説とは違う感じがしますね〜。
都内で児童誘拐事件が発生する。警察は犯人に振り回されて、児童は小指を切り落とされて、身代金も奪取されるという失態を犯してしまう。
そんな中、都内で立てこもり事件が発生する。
そして、これら二つの事件は密接な繋がりを見せ、次第に巨大な犯罪が露見していく。
と、あらすじはこんな感じです。
まぁ、この小説全編がすごく疾走感に溢れています。
アクションシーンも非常に多く、あれよあれよと言う間にページをめくってしまいます。
しかし、この小説如何せんグロい描写が多いです。
その中でも、よくよく男性の性器が破壊されるシーンが多いです。 -
まだ正体不明のすっごくコワくて残酷な人物がいる、、、
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201312/SROが好みならと勧められ読んでみた。キャラ的には好ましいタイプがいなくて物足りないけど、続き気になる。
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夫のお土産より。曰く、俺的下半期イチオシとのこと。
未解決の誘拐事件と、人質籠城事件がつながった。
主犯のジウを追うのだが、、、
一冊読み終えても、見えない。
最後のページなど字を追うごとに自分がドンドン冷えていくのがわかる。
ジウのされた仕打ちを思うと、続きが怖くて怖くてたまらない。 -
白昼発生した人質籠城事件を境に、美咲は未解決の児童誘拐事件の捜査本部に加わり、基子は女性初のSAT隊員に任じられ、児童誘拐事件の黒幕「ジウ」に挑みます。
基子と美咲の両極端な人物描写と、どんどんテンポアップしていく展開は面白いと思いましたが、ジウに関する謎が何も判明せず消化不良でした。 -
姫川シリーズもイイですが、こっちもかなり面白い!「ジウ」です。
誉田さんの著書、「ストロベリーナイト」で知られている姫川シリーズを読みつくしたので、ジウにも手を付けました。
面白いです。相変わらず暴力的な描写が多いのが、誉田さんの得意技。
「ダイナー」と読んだ後なので、それほどエグイとは感じなかった。
伊崎と門倉。この二人がメインです。全く正反対な二人のシーンが、絶妙に入れ替わりながら物語が進むので退屈しません。
スピード感がありますが、一発で描写が頭に入って来ない所が悔しい。あわてて、何度か行を追わないと、二人に置いて行かれそうになります。
描写が雑って事は無いので、私の緊張感と焦りの性でしょうか?
ドラマ化されたのをチラッと見た事があり読み始めて、どうしてもそのキャストで読んでしまうのが残念でしたが、すぐに慣れました。
伊崎基子=黒木メイサ
門倉美咲=多部未華子
このキャスティングは、小説読んでも見事にハマってますね。ドラマしっかり見れば良かったかも。
1巻毎に完結だと思ってましたが、まったく終わって無い。
すぐに次が読みたいです。 -
誉田哲也とは、さも恐ろしい作家だ。
惨い場面を、これでもか、これでもか、と突きつけてくる。
犯罪小説を書くがために生まれてきたのか。
そうとしか思えない。
同著者は他に、『ストロベリーナイト』を始めとした『姫川玲子』シリーズも世に送り出している。
姫川シリーズを“子どものためのグリム童話”と例えるなら、同書は“大人のためのグリム童話”といったところだろうか。
姫川シリーズを面白いと感じるならば、きっと同書ではそれ以上の満足を否、恐怖を感じることだろう。
これから先、門倉は、そして伊崎はどうなるのだろう。
そして、この物語はどのような局面を迎えるのか。
これ以上の恐ろしさが待ち受けているのだろうが、続編を読まずには終えられない。そう、読まないと気が済まないんだ。 -
美咲と基子のキャラがいい感じや。面白かった。
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相反する女性警官を中心に話が展開。さて、明日から2巻を読もう。
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誉田さんお初です。ストロベリーナイトをTVで見て面白かったので、手に取りました。対照的な二人の女性刑事がヒロインで、身代金目的の誘拐事件の捜査から物語が始まります。美咲は刑事といえども年頃の女性として、感情豊かに魅力的に書かれているし、強さ冷たさ際立つ基子も、読者にとってはその内面をもっと知りたいと思わせるような書き方で、先へ先へと読まされます。さすが今を時めく人気作家さんという感じ。続く。
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「男社会」と揶揄される警察小説に於いて、二人の女性刑事が事件を通して日本の国家社会で個と社会のありよう、個人と組織の対立というハードで重いテーマをスピーディーに描くバイオレンス警察小説。主人公は心を持って事件に挑む美咲と、相手を倒すことでしか自分の「生」を認められない基子という真逆の相反する性格の二人が営利誘拐事件を切っ掛けに、読み進むほどにミステリアスな犯人の「ジウ」を追う事となる。主要な二人の極端な性格や裏社会と闇風俗の描写など、敢えてデフォルメする描き方はイメージビジュアル化を計算した“読む劇画”。