信玄の軍配者(上) (中公文庫)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 247
レビュー : 24
  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122059023

作品紹介・あらすじ

足利学校で共に学んだ仲間たちと別れた山本勘助。軍配者として仕えようと駿河の今川家を訪れるが、過去の因縁から逆に囚われてしまう。以来六年、齢四十を超えて尚、仕える主君と巡り会えずにいた。そんな折、甲斐を追われた武田信虎から実子・晴信暗殺計画を告げられる。死中に活を求めるべく甲斐に向かう勘助は、ついに歴史の表舞台へと歩み出す!

感想・レビュー・書評

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  • 読了。レビューは最終巻で。

  •  かつて足利学校で学んだ学友、三人の一人の左郎次は、学校時代には亡き山本勘助の名を騙っていた。
     足利学校のち建仁寺で軍配者として学んだのち、大名に召し抱えられるべく諸国を歩いたが、誰も左郎次を召し抱える者はいなかった。
     仕方がなく生まれの駿河に戻ると、山本家の郎党から仇とされ、軟禁生活が八年続き、軍配者として名を上げる夢を叶えられずに腐っていた。

     この時期、駿河には無人斎こと武田信虎がいた。
     戦上手の男だったが政は全くできず、家臣に恨まれた挙句に息子の晴信に甲斐から追放されて駿河で隠居していた。
     しかしこの男、甲斐に戻り再び主君となる野望を秘めていた。

     無人斎は左郎次に、甲斐へ行き晴信を殺せ。
     そうすれば、俺が主君として戻った暁に軍配者にしてやると持ち掛ける。

     そうしたところで殺されるだけだ。
     甲斐に行く気は全くなく、さりとて駿河で腐り果てる気はなく、左郎次は駿河から出奔し、かつての学友、北条の軍配者として名を挙げた風魔小太郎に会いに小田原へと向かった。

     下巻へ続く。

  • 山本勘助いいぞ!下巻へ。

  • このシリーズは
    読む手が止まらない!

    信玄の軍配者は言わずと知れた山本勘助。
    醜い姿と後ろ盾が無い故
    どの國の大将から相手にされず。
    それでもめげずに戦国の世を渡り歩く。

    武田信玄との出会いの場面では
    信玄の優しい言葉に
    ついつい「勘助良かったね」と
    落涙(T_T)

  • 「信玄の軍配者 上」

    これは、早雲の軍配者の続き。
    今度は信玄の軍配者のお話し。

    産まれて疫病に侵され顔がとても醜くなった主人公が、自分をバカに嘲笑った者たちをいつか見返してやる!と猛勉強をして軍配者を目指す。
    その道は険しくどうしても見た目や風貌で判断され、雇ってもらえない。

    そんな中、いろんな偶然が重なって信玄の軍配者に。

    すでに初老となっていたけどこれが初めての受け入れ先。生涯信玄に尽くすと誓って涙したシーンは感動!!

    下巻では実際の戦場に赴ききっと、早雲の軍配者と出会うんじゃないのかなぁ?

    楽しみ!!

  • 感想は下巻に。

  • 「軍配者」シリーズの続編。少年だった小太郎と四郎左がおそれなりのおじさんになっていることに若干の違和感はありつつも、前作同様面白く読める作品。下巻も楽しみ。

  • ここまでの四郎左の人生は気の毒なものだったけど、これから思う存分活躍してほしい。
    武田家に召し抱えられるシーンは感動した。

  • 山本勘助が武田の軍配者になるまでの苦節○年。
    どうしても大河「風林火山」の映像が頭に…下巻へ続く!

  • 感想は下巻で.

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著者プロフィール

富樫倫太郎 1961年、北海道生まれ。98年第4回歴史群像大賞を受賞した『修羅の跫』でデビュー。「陰陽寮」「妖説 源氏物語」シリー
ズなどの伝奇小説、「SRO 警視庁広域捜査専任特別調査室」シリーズ、「生活安全課0係」シリーズ、『早雲の軍配者』『信玄の軍配者』『謙信の軍配者』の「軍配者」シリーズなど幅広いジャンルで活躍している。


「2019年 『スカーフェイス3 ブラッドライン 警視庁特別捜査第三係・淵神律子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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