死香探偵-哀しき死たちは儚く香る (中公文庫 き 40-12)
- 中央公論新社 (2020年3月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122068506
感想・レビュー・書評
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シリーズ第3弾。
特別な嗅覚を持つ青年と匂いに関する研究をする研究者の2人が事件を解決していくお話。
特別な嗅覚を持つ青年に忍び寄る謎の組織登場。
(本編にて謎の組織は明かされます)
今後、謎の組織との対決が楽しみ。
特別な嗅覚に苦しむ青年は、その嗅覚の存在を持ち続けたいのか、なくしたいのかと自身が悩むお話が含まれており、より風間氏への想い(恋愛とかではなく)が強まった様子。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
グロいわけじゃないのに食欲が失せるシリーズ。風間の過保護っぷりと、それを受け入れる潤平の様子に引いてしまって、このシリーズ苦手になってきた。
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【収録作品】第一話 増殖する死は、人知れず香る/第二話 水辺に揺蕩う死は、野性的な香り/第三話 病床の死を包む、金木犀の香り/第四話 死を司る悪意は、妖しく香る
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関係性も随分双方な感じになって良い感じです。上っ面だけのBL要素はいらないとは思います。ずっと事件だったので、たまには特殊清掃絡みでもエピソードが欲しいなー。
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第二章開幕!っていう終わり方だったから早く続きが読みたい。
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三冊目に入ってもマンネリ化せず新たな展開を予告して続く。やるね
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シリーズ3作目。今回も短編4話。
今までどこかふわっとファンタジー要素のように感じてた死香について、化学的に説明された巻でした。でも、文庫裏のあらすじに書かれているのを楽しみに読み進めたら、4話目でしかもちょっと尻切れとんぼというか、まだまだこれからだ、という感じで次回に期待。 -
風間先生はいつだって潤平のことを考えている。突拍子もないことを持ち前の熱意でゴリ押ししていくのほんと好き。潤平も悪臭に変わった食べ物を再び口にできるようになってよかった。もう風間先生なしでは生きられないのでは・・?月森さんがアメリカに渡り不穏な感じで終わる。この先どうなるのか・・