日本の近代 15 新技術の社会誌

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  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784124901153

作品紹介・あらすじ

人とモノの接点が生みだす産業・生活革命の実像。一人一巻の書き下ろし。

感想・レビュー・書評

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  • 日本の近代化の過程で、電気やガス、窓ガラス、洗濯機などがどのように普及してきたのかを描く。資料的価値も高く、文庫も出ているので、買ってもいいかもしれない。

  • 明治以来の新技術が生活に与えた歴史。活版印刷、人力車、馬車列車、時計、ガラス、自転車、ラジオ、洗濯機など。明治とともに人力車が生まれ、大都会で現在のタクシーのような存在だったことが面白いです。時計がなかったので、鉄道の警笛が時報代わり、この時代は時刻という概念が生まれたばかり、それまではなんどきという大まかな時間の長さしかなかった・・・。そして洗濯機が日本でなぜこれほどまでに普及し、日本の女性に絶大な影響を与えたか。いろいろな技術の中でも最も家庭に大きな影響を与えた文化だったと痛感しました。私自身の幼年時代の記憶を辿るような、楽しさを感じながら読めました。

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著者プロフィール

東京大学教授

「2023年 『日本経済の歴史[第2版]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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