自宅にて急逝 (ハヤカワ・ミステリ 492)

  • 早川書房
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150004927

感想・レビュー・書評

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  • 期待していただけに、ラストは「えー、そんなので終わるのー」とかなりがっかりした。
    まあ時代を考えると仕方ないか。

  • 亡き妻を偲ぶパーティーで孫たちと言い争いになるサー・リチャード。医師であるフィリップが妻のエレンと別れて従姉妹のクレアと結婚したいと言う。遺言を書き換えると宣言した夜に密室状態で見つかったリチャードの遺体。離れに続く道に残された足跡は発見者のもの。容疑をかけられる精神をやむエドワード。検死審問で罪に問われたエレン。罪を告白したメモを残し自殺したと見られる庭師ブロウ。字の書けなかったブロウ。コックリル警部の捜査。

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 老富豪、サー・リチャードが自宅のロッジにて死亡する。自宅からロッジに向けての足跡から、不可能犯罪だとわかる。それに挑むは、ケントの鬼、コックリル警部。
     ブランドの上手さが冴え渡る作品である。足跡のなぞの解く場面の出し方といい、容疑者たちの動かし方といい、二転三転する展開といい、どうしてこうもうまくやりおおせるのか、本当に不思議。登場人物の心の動き、行動、そして容疑者たちが行う推理でめまぐるしく変わる犯人像。大きな犯罪を描かなくとも読者をこうも煙に巻くことのできるブランドにお手上げです。

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著者プロフィール

Christianna Brand

「2007年 『ぶち猫 コックリル警部の事件簿』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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