- Amazon.co.jp ・本 (425ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150106706
感想・レビュー・書評
-
再読
人類はハインラインを得ながら未だルナシティを建設しえていない
それは悲観主義者のせいか
この文を書くひとのような
「もっと何もかもが悪くならん限りは、人間なんて何とかしようなんて気持ちにはならないものさ」詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
未来史の流れで読むとよくわかる
表紙 6点野中 昇
展開 7点1967年著作
文章 6点
内容 750点
合計 769点 -
未来史1。
ハインラインは男の話を書く。夢、友情、ロマン、すごく似合う。
この作品集では『月を売った男』がベスト。 -
未来史と呼ばれるシリーズには属していますが
シリーズというよりは独立したひとつの作品かな。
ハインラインの作品は
なんとなく日本人にはユーモアの観点で
?となるタイプかもしれません。
でも、人をメインとして書いているその作品は
時に宇宙ロマンを抱いた男の壮大な記録なんかも
描ききります。「月を売った男」がまさにそう。
ちなみに表題作は
ユーモアSFです。
タイトルにだまされちゃうと思います。 -
中学生の頃に(30年以上前です)東京創元社の「月を売った男」で読んでましたが、思っていたより古臭くかんじません。
-
<未来史>シリーズその1。中編集。しかしなんてタイトルだよ、これ(苦笑)。
原題は "THE PAST THROUGH TOMORROW" なのに。ま、それはそれとして、ハインライン
のデビュー作である「生命線」(1939)を含み、なんとなく全体的に若い感じの話が多い
が、往年のハインライン節の片鱗は十分見受けられる。まあハインラインを読む人なら
大抵読んでるとは思うけどね。