夜明けのロボット 下 (ハヤカワ文庫 SF ア 1-21)

  • 早川書房
4.06
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本棚登録 : 312
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (351ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150110642

作品紹介・あらすじ

惑星オーロラで、ベイリはジスカルドとダニールというふたりのロボットとともにロボット破壊事件に取りくむが、捜査は難行をきわめる。容疑をかけられたファストルフ博士は、オーロラきっての親地球派。その博士が失脚すれば、地球の宇宙進出を封じようとする過激論者が主導権を握り、銀河系での地球の立場が危うくなる。地球人80億人の命運がかかったこの事件をベイリは解明できるのか。巨匠が放つSFミステリの傑作。

感想・レビュー・書評

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  • なんか知らんけどダニールが狙われてるから逃げろ!のシーンで泣いちゃった 泣くところか?

    感想じゃないけどアシモフロボットたちから感じられる純な知性というか…動物が知恵を働かせて遊ぶみたいな、子供の1人遊びみたいな…純然たる知性…みたいなの感じるせいかも
    アシモフロボット価値しか感じんわ

    あとグレディアの襲いシーンちょっと良かった
    ベイリあんた…抱かれとるやないか!!普通に既婚者だけど
    は?浮気やんけ刑事がよと思ったけどオーロラみたいに地球もおセックスは既婚者でも暗黙の了解でok!みたいな感じなのかもネ と思ってまあ良しとした


    ジスカルドが大元だったんだね〜確かに最初ベイリの体調不良でジスカルドが来たのビビったわな
    ダニール脳内のホニャララを見れるのにあんたと思ったけども
    でも普通に人間の思想いじれるの怖〜とおもたけど結局それも人の為だからイイよ…♡のロボ頭脳 かわいいね

    あとあのアマディロって人も好きだった

    ダニールと離れ離れになりたくないよ…涙

  • ラスト泣きました

  • 「いやいやミスタ・ベイリ。なぜそんなことにそれほどこたわるのです?はるか未来のことをですよ。そのうちに解答が見つかるでしょう。われわれがさらに進歩し、観察によってなにが問題になるかがわかれば」
    そして人間が進歩しないうちに手に負えなくなったことが問題としてようやく吹き出してきたのが現在なのかな。

    「ボーイ」と呼んでいたジスカルドとも友情が芽生えた。
    「ベイリはその手を握った。指はかたく、つめたかった。『さようなら――フレンド・ジスカルド』
    ジスカルドは言った。『さようなら、フレンド・イライジャ。これだけは憶え…』

  • 文句なし。ここまでラストの犯人がわからなかったのは初めて。読者のミスリードを誘うのも上手いし、政治と絡めて書く手法も素晴らしい。ロマンスも絡めていて映画を観てるような錯覚を覚えました。
    イライジャがロボットにこだわるところは何故なのか?ダニールとジスガルドの差は何なのか?上巻で引っかかっていたところがスルスルと解けるのはサスペンスミステリー読書の快楽ですね。

  • 機能停止させたロボットについて、より深く探っていくイライジャ・ベイリ。

    反地球主義者であるアマディロ博士を追い詰め、機能停止させた責を負わせた。地球は救われ、銀河を開拓する者として認められた。イライジャは真実に気付き、真相を確認する。

    このSFミステリ三部作は、何れも真犯人(実行犯)以外の者が罪を負わされている。その全ては地球が銀河を開拓することに繋がっていく。

  • SF

  • 夜明けのロボット〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)

  • IT研究者のひらめき本棚 ビブリオ・トーク:私のオススメをみて読みたくなった。

  • 前同
    表紙   6点野中 昇
    展開   7点1983年著作
    文章   8点
    内容 800点
    合計 821点

  • 上巻を読み終わって飛びつくように下巻へ。一気に読んだ。

    上巻の段階で、ダニールの存在意義がいまいち薄いなあと思っていたのだけど、物語の後半はなんだかダニールが鍵を握りそうではないか。そのあたりからはもう没頭状態。

    謎の提示の仕方も魅力的。ただ、解決編がちょっとだけ消化不良かな。うーん、もちろん悪くはないんだけど、もうちょっと「うわ!鮮やか!」ってな結論だと、不朽の名作になったのになあ、と。

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著者プロフィール

Isaac Asimov (1920―1992 )。アメリカの作家、生化学者。著書に『われはロボット』『ファウンデーション』『黒後家蜘蛛の会』等のSF,ミステリーのほか、『化学の歴史』『宇宙の測り方』等の科学啓蒙書やエッセイが多数ある。

「2014年 『生物学の歴史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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