ロボットと帝国 上 (ハヤカワ文庫 SF ア 1-35)

  • 早川書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (383ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150112547

感想・レビュー・書評

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  • ファウンデーションシリーズとロボットシリーズをつなぐ一作。
    これを読んで初めて『ファンデーションと地球』の細部がわかった。

    ダニールとジスカルドがどんどん人間臭くなっていき、
    自らに改造を加え始め、
    遂にはロボット自らロボット原則に手を加える至る。
    これらは二万年後のダニールに到達するための第一歩なのだけど、
    ロボット三原則に手を加えていいんだろうか?
    という疑問が残る。
    ファウンデーションシリーズと統合を図るために
    やや強引に展開させている気がしなくはない。

    でも最後は美しかった。
    寂しいんだけれど、
    きれいな終わり方です。

  • ファウンデーションとロボット物をつなげる作品らしい。イライジャとの出来事をカットバックさせて、素直に作品世界へのめりこませる構成が面白い。ハリウッド的な盛り上がりもある。ぐいぐい読ませた。さて、下巻はいかに。よしゃぱて。

著者プロフィール

Isaac Asimov (1920―1992 )。アメリカの作家、生化学者。著書に『われはロボット』『ファウンデーション』『黒後家蜘蛛の会』等のSF,ミステリーのほか、『化学の歴史』『宇宙の測り方』等の科学啓蒙書やエッセイが多数ある。

「2014年 『生物学の歴史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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