拷問者の影(新装版 新しい太陽の書1) (ハヤカワ文庫 SF ウ 6-5 新しい太陽の書 1)

著者 : ジーン・ウルフ 岡部宏之

• 早川書房 (2008年4月23日発売)

感想・レビュー・書評

[zeus075さんの感想 · 2012年10月21日]

自分の世界観を押し付けるのはやめて欲しいな～。
ストーリーに都合の良い世界観って…。ざっと読み飛ばして、終了。

[こたろうさんの感想 · 2012年6月23日]

私にはすごく読みづらかったです。。。
なので、最後まで読みきれませんでした。

[beachtimelong98さんの感想 · 2012年6月2日]

発売されてから何年もたってからいうのは遅いとは思いますが、ぜひ「新しい太陽の書」全五巻、皆さんには揃えていただきたいと思います。ただし各巻に付く解説は極力目を通さないように。何分本編が複雑ですので、何か助けにと解説を先に目を通したくなりますが、解説には大なり小なりネタバレがあります。全部読めば分からないなりに感動がありますので、どうか自分を信じて読み進めてほしいと思います。

[らじヲさんの感想 · 2012年5月30日]

２０世紀最高のファンタジーと評価されている「新しい太陽の書」の第一巻です。
ハリウッド映画の原作ちっくなスケールで、まずはこの世界観に慣れないと読むのが大変かも。
女性よりも男性が好みそうな幻想小説だねぇ…。

[mishika53さんの感想 · 2011年10月26日]

新しい太陽の書というシリーズの第一巻。評判の高いファンタジー。剣舞の塔にすむ拷問者の組合の徒弟、セヴェリンは、牢獄に囚われた高貴な女性のたっての願いで、その自殺を幇助したことで、北の果ての流刑の町に刑吏として赴くことになり、塔の外の世界へと旅立っていく。カフカの「城」を思わせるような怪しくも、フシギナ世界の中での冒険が始まる。
中世風の剣と魔法の世界のようだが、剣舞の塔は、内部はすべて金属製だし、司書や調停者など怪しい職業の組合、同じ名前の女性が複数居たりと、伏線だらけで、普通のファンタジーとも思えない奇妙な味わい。ひょっとしたら、この世界全体が、「成長の儀式」みたいに宇宙船なんてこともあるのかも。

シリーズ5冊。2冊目で挫折しました・・・ご推察ください。

[もりさんの感想 · 2011年6月16日]

2011/6/15購入
2021/9/15読了

[stone3212さんの感想 · 2011年2月19日]

この世界観、最高です。何十巻も読んでいたい作品。
新装刊の小畑 健さんのイラストもマッチしてます。

[たこのまくらさんの感想 · 2010年10月15日]

これは面白い。始め、世界観に慣れるまでは少々苦労するが、それでも慣れてしまえばどっぷりとハマってしまう。セヴェリアンが拷問者という、およそ物語の主人公に似つかわしくない職業なのもなんか不思議。過去を回想して物語を書くというスタイルをとっているために文章に哲学的要素というか奥深いものを感じるのかと思っていたのだが、解説を読むとどうやら氏のスタイルが元々そういうもののようだな。

[little-tadpoleさんの感想 · 2010年2月4日]

表紙の絵が気になってジャケ買いです。海外のSFもしくはファンタジーは何冊か読んでいますが、これは話の感じ(造り)が古いです。
1巻は読み終えましたが、結局2巻目以降に手を伸ばそうという気にはなりませんでした。

[ヨリコさんの感想 · 2010年1月24日]

何度か読み直さないと分かりづらい作品

著者プロフィール

1931年、アメリカ・ニューヨーク生まれ。兵役に従事後、ヒューストン大学の機械工学科を卒業。1972年から「Plant Engineering」誌の編集に携わり、1984年にフルタイムの作家業に専心するまで勤務。1965年、短篇「The Dead Man」でデビュー。以後、「デス博士の島その他の物語」（1970）「アメリカの七夜」（1978）などの傑作中短篇を次々と発表、70年代最重要・最高のSF作家として活躍する。その華麗な文体、完璧に構築され尽くした物語構成は定評がある。80年代に入り〈新しい太陽の書〉シリーズ（全5部作）を発表、80年代において最も重要なSFファンタジイと賞される。現在まで20冊を越える長篇・10冊以上の短篇集を刊行している。

「2015年 『ウィザードⅡ』 で使われていた紹介文から引用しています。」