黒いカーニバル (ハヤカワ文庫SF)

  • 早川書房
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本棚登録 : 307
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (407ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150119195

感想・レビュー・書評

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  • 「逢魔が時」という言葉を頭に浮かべながら読了。

    ブラッドベリの処女短編集と同じ表題ですが、実際には同時期に雑誌に発表された作品を集めたものと言った方が正しいようです。

    しかし、何故こんなに薄暗く感じるのでしょう。ブラッドベリの描く世界は、昼間であっても立ち上ってくるのは薄暗い中に潜む何か。
    いかにもと言った感じのダーク・ファンタジーです。

    流石にネタの古さは感じます。しかし第2次大戦直後という古さを考えれば、当時として新機軸でブラッドベリによってスタンダード化されたものかもしれません。

    しかし、結構読みづらかった。

  • 叙情派SFっていうんですか。はじめて知りました。「黒い観覧車」は描写も雰囲気もとても良い。

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著者プロフィール

1920年、アメリカ、イリノイ州生まれ。少年時代から魔術や芝居、コミックの世界に夢中になる。のちに、SFや幻想的手法をつかった短篇を次々に発表し、世界中の読者を魅了する。米国ナショナルブックアウォード(2000年)ほか多くの栄誉ある文芸賞を受賞。2012年他界。主な作品に『火星年代記』『華氏451度』『たんぽぽのお酒』『何かが道をやってくる』など。

「2015年 『たんぽぽのお酒 戯曲版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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