すこんぶさんの感想
2012年11月26日
面白い。アシスタント生命体がちょっと羨ましい…
みでぃさんの感想
2012年11月17日
「陸地の大半が水没した25世紀、人工都市に住む陸上民の国家連合と遺伝子改変で海に適応した海上民との確執の最中、この星は再度人類に過酷な試練を与える。黙示録的海洋SF巨篇!」 最近の政治情勢やIPSなど今読んでも時勢に微妙にリンクしてて面白い。 交渉物としても色々な思惑が錯綜してて非常に緊張感があります。 確固たる矜持をもって交渉に挑む主人公が魅力的です。 SFあまり読まないんですが楽しめました。 ※※※ネタバレ雑記 途中までは「そこそこおもしろいSF小説」って感じだったんですが 後半は盛り上がる。最後のセリフは色々考えさせられました。
兵庫県生まれ。2003年『火星ダーク・バラード』で第4回小松左京賞を受賞し、デビュー。11年『華竜の宮』で第32回日本SF大賞を受賞。18年『破滅の王』で第159回直木賞の候補となる。SF以外のジャンルも執筆し、幅広い創作活動を行っている。『魚舟・獣舟』『リリエンタールの末裔』『深紅の碑文』『薫香のカナピウム』『夢みる葦笛』『ヘーゼルの密書』『播磨国妖綺譚』など著書多数。 「2022年 『リラと戦禍の風』 で使われていた紹介文から引用しています。」