黒猫の刹那あるいは卒論指導 (ハヤカワ文庫 JA モ 5-2)

著者 :
  • 早川書房
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感想 : 94
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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150311353

感想・レビュー・書評

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  • 1作目は読了済み。2作目は一度挫折しているので、もう一度挑戦してみようかと。
    短編集だったのでさらっと読めたのかな。楽しんで読めました。

  • 短編で読みやすかった。黒猫と付き人の距離感が好きです。

  • 黒猫と付き人の学生の頃のお話を1冊にまとめたもの。
    学生から研究の道へ進むにあたっての
    付き人の微妙な気持ちの揺れが伝わってきて
    応援しながら読んでいました。
    恋愛小説を基本的には読まないのに、
    このお話は抵抗なく、むしろこの後の展開が
    気になる早く読みたい!という気持ちに。
    いつか、黒猫目線の同じ内容の物語を
    読んでみたいなと思った1冊でした。
    今のところ、妄想するしかない!?

  • 黒猫シリーズ。二人が出会った頃の話。短編6作連作集。この後を知ってるからか?今よりいい雰囲気のような…。毎回ポオを読むべきか…と思う。

  • なぜ文庫本…というのは巻末インタビューに書いてありました。
    黒猫シリーズで、まだ大学生だった時分の話。
    「私」が事件を呼び込んでますね。

    私、大学卒業してから「文学部行かなくて良かったなあ」と思ったのですよね。
    本は読むけど読み込まないので。
    読んでいる間はあまりなにも考えていません。
    本が好きだから文学部、なんて短絡的なことしなくて良かった。
    まあ実際の進路も間違ったなあとか思ってましたけどね…
    閑話休題。

    短編であるためか、舞台となる時期のためか、各話ののめり込み具合は軽めです。
    ポオは本当に読んだことないんですよねえ。
    振り子の話とか読んで見たくなりました。

  • あ~端から見ればらぶらぶ…

  • 2013年11月24日読了。
    かわいらしくてわかりやすい話が多かったかな。でもやるせない話もあったりして、なんつーか、「あぁ……」って感嘆させられた。

  • シリーズ4作目だけれど、黒猫と付き人の学生時代のお話。黒猫も、どこかスタイリッシュではなく、意地悪な感じがしたり、黒猫と付き人の会話もだんだん仲良くはなっていくけれどもどこかよそよそしい感じがします。連作短編集なので、各章ごとに美学講義が入るため、読むのが大変でもありますが、二人の関係がだんだん仲良くなりつつある様子を垣間見るのはちょっとうれしいかも。

  • これで最終巻かと思ったら続くのか。時系列でいうと、まだ大学生の頃に黒猫と出会ってからの約一年。これがシリーズ中一番読みやすかった。物騒なのも多かったけど(笑)

  • このシリーズ、読むたびポオ読破せねばと思うのだ。
    巻末インタビュウにまさかのGRAPEVINEの文字。
    寝転んで読んでいたのが思わずがばと跳ね起きる。
    一気に著者を好きになる単純さ。応援しちゃうッ!

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著者プロフィール

1979年、静岡県浜松市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。日本大学大学院芸術学研究科博士前期課程修了。ライターとして漫画脚本などを手掛けながら小説の執筆活動を続け、『黒猫の遊歩あるいは美学講義』で第1回アガサ・クリスティー賞を受賞(早川書房刊)。同作は続刊も刊行され、「黒猫シリーズ」として人気を博している。ほか、『名無しの蝶は、まだ酔わない』(角川書店)の「花酔いロジックシリーズ」、『ホテル・モーリス』(講談社)、『偽恋愛小説家』(朝日新聞出版)、『かぜまち美術館の謎便り』(新潮社)などがある。

「2021年 『使徒の聖域』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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