ティンカー,テイラー,ソルジャー,スパイ (ハヤカワ文庫 NV 426)

  • 早川書房
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本棚登録 : 120
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (521ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150404260

感想・レビュー・書評

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  • もう一度、じっくり時間をかけて読みたい。

  • 英国諜報員 映画も秀逸。原作も秀逸。どちらも味わい深い。

  • 古き佳き諜報界     

     オックスブリッジの選良のみが、情報を扱った時代の挫折を描写。イギリスの二重スパイ、キム・フィルビーを産み出した背景を、小説に仕立てた作品です。

     黒鍬の身分が高くなく、工兵や諜者の位置づけがごちゃまぜかつ低い国では全く絵空事のような諜報の世界です。MI6出身者である立場を活かし、さもありなんといった諜報界の現象、所属する人々の思い、などなどが描かれる。

     マーティニとか、ボンドガール、ボンドカーは出て来ません。念のため。

  • スパイ小説の金字塔だと思う。

  • 再読。とはいっても20年間に毎年最低1回は読んでます。一番読み返してる本。読む度に発見があり、前回は1Pにつき1回はイギリスユーモアが含まれて(重いスパイ小説なのに!)いることに気付き、今回はまた一つ曖昧だった筋が解明できました。主人公スマイリーは高校時代私が憧れた唯一のヒーローでした。人間造形でも秀逸な作品です。
    あ、ついに文庫本がバラバラになり始めた。はじめてだわさ、背表紙がボロボロになるなんて。ようやく趣味欄に読書と書けるような気がします。

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