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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784150700447
感想・レビュー・書評
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再読。完全に犯人忘れてた。
こんな話だったのか!
オリヴァ夫人が名づけ娘シリヤの
結婚相手の親から難癖つけられて困って
モヤモヤをポアロさんに相談する。
その難癖というのが
「シリヤの両親は無理心中だったのか」
外部犯の可能性はないのか?
ないのなら、どっちが主導の無理心中?
いや…どっちにしろ残された子には
関係ないだろうと思うのですけど
悪い遺伝を心配するのが、この時代。
古い事件とはいえ「象は忘れないもの」
オリヴァ夫人の口にした英国のことわざを胸に
彼女と手分けして
当時の関係者たちに話を聞くポアロだったが。
というわけで戯曲かと思うくらい
会話文主体で展開します。
でも記憶は人によって違うもの。
ある人には良い思い出が、ある人には違ったり。
よーく読めばちゃんと真実が忍ばせてあるのは
クリスティらしいかも。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
表題『象は忘れない』と表紙イラストで、お話はアフリカからはじまって舞台は動物園なのかなと勘違いをさせる。まったく違っていて象は忘れないとは、犬も歩けば棒に当たる的なことわざの引用でした。西洋では有名なのかもしれないが、日本人にはなじみが薄くて分かりずらい。様は昔のことを覚えてますよっていう意味らしい。
内容は、自殺と判断された10数年前に起きた事件の謎解きをするお話。双子が出てきて、カツラが4つありの~なついているはずの犬が吠える、極めつけは双子の方われが精神異常者となれば犯人は…。合わせてこの事件をほじくり返す理由が遺産相続って、今となっては王道ミステリーかな。 -
執筆順では、ポアロ最終作。1972年の作品。
英語圏では象は記憶力がよい動物として知られており、"Elephants never forget"ということわざがあるらしい。原題の"Elephants can remember"は、そのことわざのパロディとのこと。そういえば、メモアプリEvernoteのアイコンも象さんだ。記憶するからか!
ポアロと友人の推理作家アリアドニ・オリヴァが、ひょんなめぐりあわせから十数年前の心中事件を再調査。過去をおぼえていそうな人(=象)の証言をたどり、漠然とした話から、それらをつなぎあわせて伏線を回収していく。一気にではなく少しずつ少しずつ回収されていくのがお見事。
晩年のポアロはあまり皮肉を言わなくて少し寂しい。 -
最後に書かれたポワロもの。謎としてはそんなにひねったものでもないし、謎解きを楽しむものではないですな。
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まるでアガサクリスティ本人とポアロが共演しているような設定が面白い。内容としては過去の謎を解くだけなのでスリルは特にないかな。
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#赤背表紙のクリスティーを再読するプロジェクト 003
10年以上前におきた夫婦心中事件が蒸し返されて、夫が先に妻を殺したのか、妻が先に殺したのかという問題にアドリア二・オリバーとポアロが巻き込まれてしまう話。 -
2014年9月19日(金)、読了。
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4150700443 300p 1988・4・30 19刷
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1972年発表
原題:Elephants Can Remember -
殺人事件は一切おきない、
過去の「真相解明」ミステリー。
なので、ワクワク感はありませんので
ご注意あれ。
しかしだんだんと明らかになっていく
真相を見て少しばかり悲しくなりました。
予想はついたことではあったものの… -
ポアロ
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k_116: 「夜の蝉」の後書きの中で出てきたのですが、そういや、家にあったなあと。買うだけ買って読んでいなかったんだと思いながら読んでいたんですが、、、再読、だと思う。ひゃー。^^;
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クリスティー御年82歳で書かれた作品。最後のポアロ作品。
(その後に「カーテン」という作品が
エルキュール・ポアロ最後の事件として発行されるけれど、
この作品が実際に書かれたのは第二次世界大戦中。)
この作品中のポアロは、かつてのように自信満々で
芝居がかった態度を取ったりすることもなくなって、
「丸くなっちゃった」感のあるかなりなお年のおじいちゃん。
それが「後少ししたらポアロも死んでしまって、
もうこのシリーズも終わりなのね。」と一抹の寂しさを感じさせる。
しかし、彼の頭の回転の良さ、質問の鋭さは
衰えることを知らない。灰色の脳細胞を駆使して、
老探偵は12年前に起きた不可解な殺人事件の真相を探っていく。
「妻が夫を殺した後、自殺したのか。
夫が妻を殺した後、自殺したのか。」
古くからの友人ミセズ・オリヴァ(著者アガサ・クリスティーの
分身だと言われている。)の依頼で、ポアロはオリヴァ婦人と共に、
当時夫婦と何らかの形で関わりあった
ありとあらゆる関係者に会い、情報を収集して分析していく。
最後はちょっと切ない結末。読後感は複雑。
ポアロと共にミステリの女王アガサ・クリステイーも
年を取ったことを実感させられる。
派手なストーリー展開もなく淡々と進行していく渋い作品。
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