メソポタミヤの殺人〔新訳版〕 (ハヤカワ文庫 クリスティー文庫 12)
- 早川書房 (2020年7月16日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784151310126
作品紹介・あらすじ
考古学者と再婚したルイーズの元に死んだ先夫から脅迫状が。それは不可思議な殺人事件の序曲だった……過去の悪夢をポアロは暴く
感想・レビュー・書評
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新訳版でないもの読む。間取り図を見て犯人とトリックを思い出してしまったが、それでも人間模様が面白く読んでしまう。犯人知ってる上で読むと人物描写の凄みを感じる。看護婦の手記という形だからか物語半ばでやっと登場するポアロの影が薄い。
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ポプラ並木さん間取り図をみても犯人に全くたどりつけませんでした。修行が足りません。レザラン看護師は好きなキャラでした。間取り図をみても犯人に全くたどりつけませんでした。修行が足りません。レザラン看護師は好きなキャラでした。2021/11/14
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ポプラ並木さんお返事ありがとうございます♪
犯人当て1勝12敗、そうでしょうね。私もいつも結末に驚かされてます。特に動機からは絶対犯人当てら...ポプラ並木さんお返事ありがとうございます♪
犯人当て1勝12敗、そうでしょうね。私もいつも結末に驚かされてます。特に動機からは絶対犯人当てられませんね!2021/11/14 -
2022/11/16
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pandaさん、ご連絡ありがとうございました。
整形手術、あり得ますね。
クリスティの本は毎回奥が深いです!pandaさん、ご連絡ありがとうございました。
整形手術、あり得ますね。
クリスティの本は毎回奥が深いです!2022/11/17
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バグダッドを旅していた看護婦レザランは、イラクの遺跡発掘現場を指揮する考古学者レイドナー博士のたっての希望により、死んだ前夫からの殺害予告に怯える魅惑的な夫人ルイーズ・レイドナーの世話を引き受けます。他人行儀すぎる雰囲気と奇妙な緊張感の漂う遺跡調査隊のメンバーたち。そして調査隊メンバー以外は加害者となりえない調査団宿舎内という限定された空間において、ついに殺人事件が発生します。解決に向けて召喚されたのは、偶然付近を旅していた名探偵ポワロ。今回はミス・レザランをワトスン役に迎えて事件に挑みます。
ところで本作は英国による間接統治下の1930年代のイラクを舞台にしているものの、政治や歴史にまつわる描写はなく、地域性もほぼ感じさせません。基本的に遺跡調査により財宝発掘が可能な場として背景に選ばれているに過ぎず、仮にアフリカやインドを舞台にしていたところで物語としては支障なく成立するでしょう。そのためタイトルから紀行文的な異国情緒も味わえるのではないかと期待したのであれば、その点が満たされる作品ではないことは挙げておきます。
また、通読したうえでルイーズと、ある人物との関係性に無理を感じる部分もあるのですが、いずれにせよ本作が安心して楽しめるクリスティのミステリ作品のひとつであることには変わりありません。
作品の本筋とは全く関わりがありませんが、レザランが最後まで独身であることに何か意味があるのか、少し気にかかりました。-
2022/11/16
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最初から最後まで読みやすくてスラスラと読了。手記として書かれた形式なのも客観的な視点で面白かった。ポアロの事が改めてわかりやすい。
最後の推理の披露が長くて読み応え◎そして、わかりやすい。 -
エルキュール・ポアロの作品でメソポタミヤが舞台になっていました!
考古科学者と再婚したルイーズの元に死んだはずの先夫から脅迫状が届いて、ルイーズは奇妙な人物を見たと周囲に言って、、、というハラハラドキドキのサスペンス物語です!
ぜひ読んでみてください! -
ポアロ作品。
メソポタミアの発掘現場で起こる殺人事件で、何故メソポタミアなのかというと、クリスティ本人の再婚事情にあるらしい。
当然悪くないのだが、他作品と比較しても解決はちょっとあっさりめであった印象。 -
ポアロシリーズ第12巻
舞台は中近東であり、時系列的にはオリエント急行殺人事件の前になります!
クリスティーの旦那が考古学者だからか、結構細かく遺跡調査の実態を書いてある
犯人はなんとなくそうかなと思ったけども、トリックが分かりませんでした
うーん、と唸った作品です!