- Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
- / ISBN・EAN: 9784152091024
作品紹介・あらすじ
暗雲立ち込める山中のサナトリウムの前に、20年前解散した伝説的ロックバンド鉄拳の元メンバーが集結した。薬物依存症で脱退し、闘病の末亡くなった天才ギタリスト・ルビー。その遺体は即日茶毘に付され、形見の紙片には暗号めいた文字が記されていた。ルビーの死に不審を抱いたメンバーたちは真実を追って病院の門扉を叩く。それが新たな崩壊への序曲だとも知らず…迫りくる嵐が呼ぶ衝撃の結末とは-。
感想・レビュー・書評
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ルビーが主役と思っていたら途中でどたばたになった。数十年ぶりに目が覚めた人間の狂気な心の葛藤を期待させ、結局はだだのエロとグロになった。
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エロ・グロ・サイコ・サスペンス
中盤くらいまでは惹きつけられるものがあったが、終盤でトーンダウンした印象。 -
入村のキャラクターは好きだったけど全体的に暴力的で好みではなかった
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初めて読んだ作家さんですが、とてもテンポ良く読めました。
結構血なまぐさい場面もありましたが、いきもの豆知識など挟んで気持ちを和らげてくれました。
音、及び音楽がキー。パワフルな描写に圧倒されました。
他の作品も読んでみたい。 -
目を醒ました時、覚えていたのは名前と近い記憶のみ。自分はどこから来たのか、なぜここにいるのか。一方謎の手紙で呼び出されたバンドのメンバー。怪しい施設に侵入を試みるが、目的は達成できるのか。平行して進む物語のどこに仕掛けがあるのか気をつけて読んだ。おそらく仕掛けの部分、おそらく伏線の部分で気合いを入れて読んだのだが、いまいちに終わってしまった。予想の範疇のエンディング。主人公の正体も特に驚かなかった。突拍子もない科学技術も今一つインパクトに欠けた。嵐の夜に読むにはいいのかなと言う程度の感想。
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途中から、気持ち悪くなった。
ラスト・・・へ? なんだそれ。
**:
お供でユタ判断 ちじだかい? は? まさかでしょ
ヒーリングマッサージ・・ 私には効きませんぜ。 -
暗雲立ち込める山中のサナトリウムの前に、20年前解散した伝説的ロックバンド・鉄拳の元メンバーが集結した。
薬物依存症で脱退した天才ギタリスト・ルビーが、闘病の末亡くなり、遺体は即日荼毘に付したと連絡があったのだ。
その手紙にはルビーの暗号めいた絶筆が添えられていた。
ルビーの死に不審を抱いたメンバーたちは真実を追って病院の門扉を叩く。。。
鳥飼さんの新作は綾鹿市シリーズでしたが、バカミスではなく破壊系でした。
『痙攣的』におさめられている「廃墟と青空」の続編、といった内容で、エログロサイコ。
殺し合いとか、ウサギの虐殺とかね。。。いただけません。
うう、気持悪~。
印象的には『太陽と戦慄』系?
途中、話には無用なウサギの薀蓄などがあり、とぼけたメンバーのやりとりなどはいつもの鳥飼作品。
JHが死ななかった理由には納得でしたし、サナトリウムへの侵入などもわくわくしました。
でも黒さが全開で、鳥飼さんの黒さは苦手な私としてはちょっとキツかったです・・・。
次は明るめでお願いします。 -
ものすごい終わり方だったけど、おもしろく読めた