ボーン・コレクター

  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (471ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163186603

感想・レビュー・書評

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  • 映画は甘い!

  • 知ったのは、ツタヤで借りたビデオを見た時だったが、本を見て改めて残虐な犯罪だと思った。
    それでも、リンカーンとアメリアの二人が科学の力で犯人を追いつめる、その描かれ方。
    ジェフリー・ディーヴァーの表現力、翻訳の池田氏の表意力に感服。

    どんでん返しもまた素晴らしい。

  • 5年くらい前に読んでライムのファンに。臭ってきそうな犯行現場の描写にウハウハしました。

  • いろんな意味で、衝撃的でした。四肢麻痺の天才捜査官の設定。どうなるの?との、心配もなんとか乗り越え、現場捜査からの異動直前の女性警官の的確な報告をもとに、捜査が繰り広げられる。映画を先に観ていたので、様々な違いに慣れるのに些か苦労しました。加えて、本の分厚さに躊躇して、なかなか手が付けられなかったけど、読み始めたらおもしろく、止まらなかった。とはいえ、読んだのは2年程前のことですが・・・監督 フィリップ・ノイス出演 デンゼル・ワシントン   アンジェリーナ・ジョリー1999年

  • 評判通り楽しめた。
    題材の事件は、いかにもノワール小説に出てきそうなグロテスクな内容。
    それを暗黒の世界へ引き込まずとにかく疾走させている。
    その文章のテンポこそが物語を充実させる大きなポイントだ。
    一気に読ませる。

  • 映画もみました。

  • リンカーン・ライムシリーズ第1作。NY市警警邏化課アメリア・サックス巡査(31歳)は匿名の通報を受け、線路内の地面から突き出た人間の手を発見し、迫る電車を緊急停止させた。それが事件のはじまりだった。一方、元NY市警科学捜査本部長、“世界最高の犯罪学者”とも呼ばれたリンカーン・ライム(40歳)。数年前の捜査中の事故で四肢麻痺の体となり、自らの死を望んだ彼は医師にある重大な頼み事をしようとしていた。そこへ、市警殺人課の刑事2人(ロン・セットリー、ジェリー・バンクス)が事件の不可解さに疑問を感じライムの助言を求めて訪ねてきた。犯人からのメッセージにただ一人気付いたライムは、犯行までのタイムリミットを告げた。現場鑑識支援のため、事件の初動捜査を行ったサックスが呼び出される。やがて謎に包まれた事件が進むにつれ、未詳823号、通称“ボーン・コレクター”による犯行の異常さが明らかになっていく…。やっぱり面白い!!!事件が二転三転して、先が気になって止まらない。さすが、どんでん返し職人ジェフリー・ディーヴァー。今作の特徴的なところ・アメリアが初々しい。 現場鑑識の捜査方法を教わりながら、戸惑いつつもしっかり観察してる。・被害者の描写が生々しい。 スチームパイプの恐怖。・ライムがとげとげしい。 今よりずっと尖ってる。皮肉は健在。・ライムの寝室が鑑識課研究室へと変貌。「コフィン・ダンサー」「エンプティー・チェア」を先に読んでしまったけど、できれば順番どおり読んだ方が◎。あとがきによると、当初はシリーズで書き続ける予定はないとのことだったらしい。そんなのヤダ!というアメリカ読者のアツい支持のお蔭か、今でもシリーズは続いている。よかった〜。この作品のファンの方。映画版は見ないでください!(映画関係者の方ごめんなさい、でもがっかりしたんです…)※追記このミステリーがすごい2位(2000年版)このミステリーがすごいベスト・オブ・ベスト3位

  • 濃密な推理戦の一部始終

  • 少し前に読んでいたのですが感想を書くのを忘れていました。
    ジェフリー・ディーヴァーの映画化もされた有名な作品なので
    知っている方も多いかも知れないですね〜。
    首から下が麻痺した元刑事のリンカーン・ライムと
    彼の目、鼻、手足となる女巡査アメリア・サックスが
    ボーンコレクターと呼ばれる殺人鬼を追うという話しです。
    スピード感・展開・キャラクター、どれも秀逸であっという間に読み終えました!
    映画はデンゼル・ワシントンとアンジェリーナ・ジョリーというすばらしい
    キャストで映画化されたにもかかわらずいまいちでした…。
    原作の方が数倍面白かったです。
    主人公リンカーン・ライムが活躍するシリーズの第一作目です。
    今、日本では7作目まで出ているみたいですね。
    これからも、ジェフリー・ディーヴァーに期待!

  • 四肢麻痺の元刑事、リンカーン・ライムもの。ライムはもちろん、介護士のトム、ジェリー・バンクス等、登場人物がユニークで面白い。特にライムとトムのやりとりには笑える。

  • 4月22日読了。「このミステリーがすごい!」2000年度の海外編第2位、海外編総合でも第3位の作品。昔イギリスの映画館でこの映画版を観たが、なるほどこの原作は面白い!!体を動かすことのできない犯罪学者、捜査陣に手がかりを残し、挑発するかのような犯人、次々に拉致され、おぞましい手口で死を迎える被害者たち・・・設定に非常に緊迫感があり、イベントが矢継ぎ早に起こるため飽きさせない。猟奇的シーンと科学的調査のシーン、ライムとアメリアの交流のシーンなど構成のバランスも素晴らしい。

  • グロイけど、本気で面白い。

  • リンカーン・ライムシリーズ第1作目。捜査中に事故に遭い四肢麻痺となってしまった元ニューヨーク市警科学捜査部長の犯罪学者が犯人の犯行を次々と追う。
    映画にもなりましたがやっぱり原作のほうが面白い。骨の折れる音に耳を澄ますボーン・コレクター…ほんとに怖いっっ。

  • 友人に、何か面白い本はないか、と取り縋って紹介してもらった一冊。洋物は登場人物の名前が覚えられないので(カタカナが苦手)避けて通りがちだったのですが、これはもう、一読してアゴが床に着いたほど超ド級の本でした。本当に最後まで読まないと結末が全く想像できない最高のエンタテイメント。章が変わるごとに「ぬあぁぁぁ」と悶絶していました。なんでそうなるねん。こんなに脳みそを揺さぶられたミステリは初めてです。理科系の脳みその人には特に喜んでもらえるかと思います。この通称ライムシリーズは、基本的にどれをとっても外さないのですが、中でも一作目になるこれはとにかくオススメ。映画にもなっていますが、ぶっちゃけ映画のほうは「デンゼル・ワシントン超かっこいいね〜」ぐらいしか見所はありません。小説を先に読んだ人は、映画は見ないほうがいいでしょう。

  • 2007/12/16
    L-H

  • ライムシリーズ、第一作目。
    このシリーズの面白さは、一粒の砂や一本の繊維から次なる犯行を推理し、阻止する。
    そこなんだと思います(私は)

  • 映画もよかったけど原作もいい。ライムが人間らしいというかこぎれいじゃないのがいい。サックスとの関係も気になる。ボーン・コレクターを追うライムたちから目が離せない。

  • 映画より、原作本の方が、おもしろかった〜!事件もいっぱい起こるし、最後もね(笑
    先に読んでいたら、映画は物足りなーいって思ったかも。

  • この間、テレビで映画を見た。役者はいいんだけど、ストーリーが「はぁ?」って感じだった。ものによるけど、小説の方が断然おもしろかった。映画化ものって、先にどっちを見るかによって、評価が変わってしまうので難しい。

  • ライム・シリーズ第一弾!
    でも、シリーズの中ではこれが一番怖いです。殺しの手口が結構グロテスクで読んでいてちょっと辛かったです。
    が、それでも物語が魅力的で、読むのを止められません!

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著者プロフィール

1950年、シカゴ生まれ。ミズーリ大学でジャーナリズムを専攻。雑誌記者、弁護士を経て40歳でフルタイムの小説家となる。科学捜査の天才リンカーン・ライムのシリーズ(『ボーン・コレクター』他)や“人間嘘発見器”キャサリン・ダンスのシリーズ(『スリーピング・ドール』他)は全世界でベストセラーになっている。ノンシリーズ長編小説、短編小説など人気作品も多数刊行
『ブラック・スクリーム 下 文春文庫』より

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