- Amazon.co.jp ・本 (132ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163687308
感想・レビュー・書評
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小学校6年生の生徒と
大人計画の松尾スズキが
“大人”について考える2日がかりの授業。
コドモってめんどくさい~うるさい~
今時のコドモは背伸びしてて
嫌な奴等かと思ってたけど→すごい偏見
意外と、コドモって「コドモ」なんだなぁ~
意外と、昔も今も変わらないんだなぁ~
思ってたより、コドモっていいかもしれない!
“コドモが苦手”な松尾スズキと、
生徒たちのやり取りがおもしろい。
奥が深い一冊。
所々に出てくる
松尾スズキのひとりごと(ひとりツッコミ?)
のような文章も好き。 -
いまの小学生は大人になりたいと思ってない。
それは、いまの日本が子供中心の国作りになってしまっているから。
大人の為の国作りでいいと思う。
おとなってなんだろうね?
子供ってなんだろうね?
大人のいいところってなんだろう?
大人の子供っぽいところってなんだろう?
近くの大人にインタビューしてみよう。
みたいな感じだった。
文字も少なくて、すぐに読み終わっちゃう。楽に読めます。
でもね、とても大切なことが書いてあったと思う。
小学生によんでほしいけど、読むかなあ?
この本を読んだ大人が、子供と一緒に話したり考えたりするのが、いいんじゃないかなあ。
大人って、我慢して責任をとって、働きたくなくても働いて子供を育てて、自分のことばかり考えずに人のことも考える人。優しさは大人。わがまま、は子供なんだなあっておもいました。自分はなりたかった大人になれたのだろうか。子供との関係を考え直しました。 -
松尾スズキが母校で小学生を相手に「大人」を考える。授業を作るのって大変なんだよなぁ。これ面白いなぁ。
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「課外授業 ようこそ先輩 松尾スズキ編」の様子をまとめた一冊。
子供が苦手な松尾さんが、大人とは何かを子供たちと一緒に考えていき、子供のことを知っていく内容だった。
小6の子供たちに「大人図」を書かせて身近な大人にインタビューさせたり、『銀座の恋の物語』を歌わせたり・・・
子供ってこんなこと考えてんだなーと思いつつ読み進めると・・・
子供たちが、身近な大人の「子供なところ」は"朝早く起きられないところ"だと考えているくだりで冷や汗が出る。
あと、大人というものは
・周りの事を考えられる
・責任を負う必要がある
・我慢する
ということを知り驚いてたのが新鮮。
単に知識があるとか、技術的に何かができるから大人じゃないんだ、ってことを学んだところが面白かった。 -
大人になりたくないという子どもが多くなっている時代背景は異常かもしれない。こういう授業って小学生に絶対必要。
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課外授業ようこそ先輩を書籍化~NHKで放映された『課外授業 ようこそ先輩』で大人ってなんだろうを考える二日間の授業~『大人計画』って彼の劇団名だ。半年,課外授業の展開をスタッフで考え続け,小学6年生ならば早く大人になりたいと考えているのに違いないと確信して授業に臨むと,意外に子どものままでいたいと思っている子が多くて,いずれ大人になるのだから前向きに考えさせた方が良いと軌道修正。身近な大人の子どもっぽいところ,大人っぽいところを列挙し,それを直接本人に直撃取材。そのギャップから大人とは何かを考えさせる
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「大人とは何か?」を、子供に考えさせる、大人の授業。
音楽の授業では、"銀恋"の詞を子供に読み解かせ、複雑なシチュエーションを連想させた後、 スロウなステップを刻みながら子供たちに歌わせる。
今の自分って、子供の時になりたかった大人と全く違うなぁ。 -
2010/04/07読了。