- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163694702
感想・レビュー・書評
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いろいろと参考になる意見は多かった。あくまでも彼女の考え方だとは思うけど、こういう考え方をするという人が一定数いるんだろうから、気をつけようと思うこともいっぱい。
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マナーにも色んなものがあって、切り口が面白かった。
気軽にさらりと読める。
勝ちと負けは、右か左かの違いのようなもので、勝負のマナーというのは、右と左に別れゆく人同士の別れのマナーでもある。
という一文が、なるほどね~って思った。 -
氏のエッセイをきちんと読むのは初めてだが、有名な『負け犬の遠吠え』から抜粋されている文章や、この本のタイトルから、相当シニカルな内容を想像していた。読み始めて見ると、確かにシニカルではあるのだが、根底に流れる氏の謙虚さや人の良さが伝わって来るようで嫌な後味の悪さがない。確かにタテマエ/ホンネのいやらしさはあるが、それも含めて礼を逸しない様に寸止めするのが大人というものかもしれない。どうせ毒を吐くなら、自分を削りすぎず、粋な大人の毒を吐きたい。
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普通のマナー本とは違った視点で書かれていて面白かった。
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少々辛辣な語り口が、スカッとする。
読みながら、心地よく怒られる感じ(笑) -
メールに関しては膝を打ちつつ読みました
だって世代で使い方ぜんぜん違うんだもん -
30代なかばを過ぎた(あえて過ぎても、にしないでおきます)独身女性って、世間からしたら扱いづらい部分があるのかもしれない。それに気づかず振舞うのは恥ずかしいね。いい薬本です。
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ドライでクールで結構面白いじゃないか。特に「黒い」とは思わないけれど。「負け犬の遠吠え」は読んでないのだなあ。筆者とは少し年代が違うので、感覚が共有できないのじゃないかという気がして手が出ないのだ。
私は1959年生まれなのだが、上の団塊の方々の言ってることはわかる気がするが自分の実感ではなく、下のアラフォーの人たちのことはそれ以上に遠い感じがして、実に中途半端だなあとよく思う。「世代論」は好きではないけれど、ついついそんな風にいじけたくなる。学生運動の熱は去り、バブルの狂乱は予感もないエアポケットのような学生時代を一緒に過ごした旧友達は、今どんなおばさんおじさんになってるのかな。あれ?この本とは関係ないね。 -
軽い本が読みたくて酒井順子を3冊図書館で借りました。相変わらずおもしろかった。
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マナーは世代によって、家庭によって違うもんだなーと当たり前ですが納得しながら読みました。
アラフォー未婚女性の立場を押しすぎな気がします・・・・自虐的な描写はあんまり見たくないんだけどなぁ。