ホリデー・イン

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163900674

感想・レビュー・書評

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  • ホリデーシリーズのスピンオフ!よく拾いものするおかまのジャスミンの懐の広さ、天晴れ!「ウィンター・ホリデー」に出てきた、チャラけた新人大東くんが「断りたくない」わけ、痛感。寂しがり王子雪夜の本音。寂しがりを克服したナナちゃんの過去。進、父親遭遇前夜。拾いもの得意なジャスミンの…。あぁ、短編なのにどれもいいエピソードだった。「ウィンター・ホリデー」の、「ジャスミンはみんなのママ」って、人のコメントが絶妙だった。あとがき読んで、映画も見たいと思った♪

  • ジャスミンの生き方が好きだ。なかなか出来ることじゃないけど。

  • ホリデーシリーズのスピンオフ。

    ジャスミンが何とも言えず魅力的。
    また、親子の初対面シーンの裏側に感動。

  • 『未来なんてのは結局、今の積み重ねでしかないのよ。
    一足飛びに未来へ行けるわけじゃない』

    ジャスミンが若い頃、誰かに言われたこの言葉が

    胸に染みました。

  • ジャスミン中心に登場人物それぞれをちょっとだけ掘り下げるお話。
    ジャスミン自身も好きなのだけれど、進くんがいいなあ。子供心に怖かっただろうなあと思うけれど、男前だよ。
    あと雪夜は意外に黒かったなあと思いました。でもそうじゃないとあんな風にはならないか。お客さんに対抗心燃やしてしまうあたりはまだジャスミンにかなわないところだね。

  • ホリデーシリーズの短編集。
    ジャスミンいいなぁ〜。映画も、ちょっとみてみたいかも。

  • ホリデーシリーズの短編集。ジャスミンのことがどんどん好きになる(笑)坂木さんの描くキャラクターは一人一人にちゃんとドラマがあってすごいなーと感心してしまいます。

  • 私が大好きな作品のスピンオフ短編集。待ってました!
    久しぶりに大好きな人たちに会えて嬉しい。
    やっぱりジャスミンは素敵だ!
    またホリデーシリーズを読み返そう。

  • 2014年5月刊。既刊のいくつかのお話のサイドストーリー的な6話の短編だが、どうという話でもなく、面白くなかった。

  • おもしろかった!ジャスミンさんや雪夜やナナが本編より深く知れて、おもしろかった。また長編も続き出してほしい!

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著者プロフィール

一九六九年、東京都生まれ。二〇〇二年『青空の卵』で〈覆面作家〉としてデビュー。一三年『和菓子のアン』で第二回静岡書店大賞・映像化したい文庫部門大賞を受賞。主な著書に『ワーキング・ホリデー』『ホテルジューシー』『大きな音が聞こえるか』『肉小説集』『鶏小説集』『女子的生活』など。

「2022年 『おいしい旅 初めて編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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