スキン・コレクター

  • 文藝春秋
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感想 : 90
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  • Amazon.co.jp ・本 (455ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163903484

感想・レビュー・書評

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  • ジェフリーディーバー読むのは「007白紙委任状」以来の2作目。
    面白い!稀代のストーリーテラーですね。
    科学捜査の天才にして車椅子探偵のリンカーンライムと男勝りにてモデル並みの美女アメリア。その他にも魅力的な脇役がいっぱい。
    しかし警察物ミステリーは登場人物が多い。先日読んだミレニアムⅣは登場人物紹介だけで3頁あった。本作も、負けじと多い。
    初リンカーンライムシリーズなのだが十分楽しめた。どんでん返しが売り出そうだが、結構素直などんでん返しだ。逆にこじ付けが気になったくらい。あの人が生きていた、のは流石に読めなかったけど、要らないのでは?とも思う。でも此れがこのミス1位?とも思う。最近のこのミスでは「その女、アレックス」が断トツだった。
    まだまだ本シリーズを続けるのなら新しい展開を望みます。固定客はいるんでしょうけど。

  • 図書館の本 読了

    内容(「BOOK」データベースより)
    科学捜査官リンカーン・ライムは、犯罪の天才ウォッチメイカーが獄中で死亡したとの報を受けた。その直後、新たな難事件がもちこまれる―腹部に謎めいた文字を彫られた女性の死体が発見された。犯人はインクの代わりに毒物で刺青を刻み、被害者を毒殺したのだ。現場で発見できた証拠物件はごくわずかだったが、犯人が残した紙片はニューヨークで起きたある連続殺人に関する書籍の切れ端だった―ライムが解決した“ボーン・コレクター”事件である。犯人はボーン・コレクターの手口とライムの捜査術に学び、殺人をくりかえしているのか?次の犯行はどこで起きるのか?被害者に彫られた文字は何を意味する?スキン・コレクターの真の狙いはいったい何か?すべてを解くカギは証拠の中に!“ドンデン返しの魔術師”ディーヴァーが放つ会心作。緻密な伏線と手がかりから、二重三重に擬装された衝撃の完全犯罪が浮かび上がる!

    え?そこ?っていうのが何箇所もあって、そのたびにさすがライム、と思うわけです。
    ただおや?って思った箇所はトムがそれする?って場所だけかなぁ。あとはまったくというか、わかりませんでした。
    刺青、消せるといいね、パム。
    文句なしに面白かったです。

    The skin collector by Jeffery Deaver

  • リンカーン・ライムシリーズ。

    ドンデン返しの魅力はいつもながら。
    ラスト近くに、本当のターゲットがわかり、それまでのかすかなちぐはぐ感が、ピタッとハマるのがいい。

    シリーズを重ねるにつれて、ライムの心身が、色々な意味で少しずつ回復していくのも嬉しい。

  • このシリーズ、読み始めたら終わるまで目が離せない。ドンデン返しに翻弄されるのは予測済みだけど。一々驚いた。
    まだまだ続きそう。ダンスが登場してほしかった。別の本で?それも楽しみが増えて嬉しい。

  • ウオッチメーカーとの本格的な対決、ライムとの奇妙な友情の行方が今後も楽しみ。

  • ジェフリー・ディーヴァーの最新作。どんでん返しの連続で読者を十分楽しませてくれる。

  • 今回も読み進めていくうちに驚くような展開に。流石だな~(^O^)
    今回は最強の敵が仕組んでいた!次回作は再戦かな?楽しみ(^○^)

  • ラストの畳みかける強引などんでん返しがウリのこのシリーズですが、今回はそれほど強引じゃなかった-。
    伏線が大層しっかりしてたってことでしょうか。
    懐かしいキャラがいっぱい出てきて、読み返さなければーという気持ちになってしまったんだけどどうしよう。
    もう20年も続いてるシリーズだもんね、忘れるってば。

  • 2016年1冊目。シリーズも気づけばかなり長く続いているけれど、根幹は損わず、随所に新しい試みがみられるあたりにこのシリーズの奥深さを感じる。毎度のことながら、ライムが犯人の企みに気づく場面が、実に理にかなっていて思わず唸らされます。終盤のどんでん返しは今作も健在で一気読みでした。

  • リンカーン・ライム科学捜査シリーズ。車椅子の上から事件に肉薄する。
    タトゥマシンに毒物を入れて殺害する連続殺人事件が起こる。
    何度も犯人に迫ったり、ライムの命が狙われたり、事態は緊迫しつつ思いもよらないラストへと向かう。

    このシリーズをはじめて読んだので、過去の事件をにおわされてもよくわからず残念。
    過去の人間関係や捜査、犯人も頻繁にでてくる。それらは意外と重要度が高いので、せめて『ボーン・コレクター』と『ウォッチメーカー』(←たぶん)を読んでおけばよかったと後悔。
    そうすれば、この人が犯人だったとは!さらにどんでん返しあるの!?っていうのが十分に楽しめたはず。

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著者プロフィール

1950年、シカゴ生まれ。ミズーリ大学でジャーナリズムを専攻。雑誌記者、弁護士を経て40歳でフルタイムの小説家となる。科学捜査の天才リンカーン・ライムのシリーズ(『ボーン・コレクター』他)や“人間嘘発見器”キャサリン・ダンスのシリーズ(『スリーピング・ドール』他)は全世界でベストセラーになっている。ノンシリーズ長編小説、短編小説など人気作品も多数刊行
『ブラック・スクリーム 下 文春文庫』より

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