すべては「好き嫌い」から始まる 仕事を自由にする思考法

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163909981

感想・レビュー・書評

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  • あくまでも個人的な好き嫌いの話しとして聞いていただきたい、という書き出しで著者の仕事論。この人の本は重層なエピソードをもとに語りかけてくる内容になっていていつもなるほどと思わせられる。「良い悪い」との対比として「好き嫌い」の概念を持ち出す構図になっており、我が身を振り返ると「好き嫌い」を置き去りにし「良い悪い」の思考が先行してしまっていることに気づかされた、もっと「好き嫌い」を前面に出してもよいかも、と。

  • 著者の物事に対しての考え方を好き嫌いの観点から著した本。好き嫌いでスパッと物事を切っているところが面白く、新鮮だった。

  • 著者の様々な、個人的な「好き嫌い」の話が展開していくのだが、具体と抽象を行き来する思考に並走できるのが面白い。

  • ・好き嫌い、と、良し悪しについて、具体例を交えながら自身の考えを記述した本
    ・良し悪しは、普遍的な物事の捉え方であるのに対して、好き嫌いは、個々人の物事の判断基準。好き嫌いを良し悪しにして、物事の考え方を他人に押し付けるな。
    ・仕事と趣味の違いは、仕事は相手(客)がいるということ

  • とにかく、物事を「好き嫌い」で判断していく。理にかなっていることも多分にあるが、まわりをケアしようと考えるとすべてを「好き嫌い」で片付けるのはなかなかに大変そうである。好き嫌いという感情に加え、強いメンタルがあると成立する気がした。

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著者プロフィール

経営学者。一橋ビジネススクール特任教授。専攻は競争戦略。主な著書に『ストーリーとしての競争戦略:優れた戦略の条件』(東洋経済新報社)、『絶対悲観主義』(講談社)などがある。

「2023年 『すらすら読める新訳 フランクリン自伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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