大世界史 現代を生きぬく最強の教科書 (文春新書 1045)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166610457

感想・レビュー・書評

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  • 内容は少し難しかったが、読みやすくて勉強になった。

    10のチャプターで構成され、それぞれのテーマで対談する形を持っている。

    どのチャプターも有識者である2人の意見がとても参考になります。
    全てに共通して言えるのはタイトルにもなっている世界史の重要性。現在の自分を取り巻く環境は歴史が関係しているという事。そこも理論的に説明してくれているので納得の内容です。

    特に気になったワードは「反知性主義」。
    その手の本があったら詳しく読んでみたいと思いました。


  • 面白かった。佐藤優のマニアックさを池上彰が上手く受け止めて噛み砕いてくれているのはこの本の企画のいいところ。しかし中東もヨーロッパも奥が深い。歴史に学ぶ姿勢がそれこそ過去に何度も見られた。同じことはもう繰り返さない、という決意・姿勢、そしてなるべく長期的に物事を考える、という習慣。世界史の勉強と沖縄の歴史の勉強をしたいと思った。

  • 現在キーになっている地域の現状と簡単な来歴についての対談。面白くはあった。

    高校のときの世界史A、まじめにやっておけば良かったな…。

  • 2024/01/27

  • やっぱりこの2人の解説は分かりやすい!最初の中東の所は背景知識が無くて結構難しかったけど、あとはスラスラ読めた。
    習近平が明王朝を目指してるってのはなかなか面白い考え方だと思った。今の世界のパワーバランスはアメリカを除くと、あの頃の勢力図に戻っていってる感じするね。

  • 歴史感覚の欠如は本当に自分がそのとおりで、今更ながら歴史を勉強しはじめたところです。感想からそれますが、ポッドキャストのコテンラジオは本当に楽しく歴史を学べるので、おすすめです。ひととおり歴史を勉強したあとに、再度この本を読むと見え方が随分変わりそうな気がします。また戻ってきたいと思います。

  • 深みにかけるのはしょうがない。

  • 明王朝の拡大と、今日の中国のAIIBが重ねられてるのが面白い。ビリギャルの話を例に、小論文と英語だけで大学に入れる日本の教育制度が間違ってる、らしい…
    私みたいに歴史が苦手な人は、世界の現状を歴史と関連づけて学べる点ではいいかも。たまに「?」ってなるけど。

  • 視点がこの人達ならでは、といった内容。中東、トルコ、中国、ドイツ帝国の復活、アメリカVSロシア、等の話題。

  • 最近世界史に興味が出てきて読んでみた。
    現代を理解するためには歴史の学習が欠かせない、っていうのはその通りだろうな。
    中東の情勢を知るには歴史を知らないと分からないな。
    最後に出てくる反知性主義って今の政権のイメージだな。

著者プロフィール

池上彰(いけがみ・あきら):1950年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、73年にNHK入局。記者やキャスターを歴任する。2005年にNHKを退職して以降、フリージャーナリストとしてテレビ、新聞、雑誌、書籍、YouTubeなど幅広いメディアで活躍中。名城大学教授、東京工業大学特命教授を務め、現在9つの大学で教鞭を執る。著書に『池上彰の憲法入門』『「見えざる手」が経済を動かす』『お金で世界が見えてくる』『池上彰と現代の名著を読む』(以上、筑摩書房)、『世界を変えた10冊の本』『池上彰の「世界そこからですか!?」』(以上、文藝春秋)ほか、多数。

「2023年 『世界を動かした名演説』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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