昼メシの丸かじり (文春文庫)

  • 文藝春秋
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本棚登録 : 176
感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167177614

感想・レビュー・書評

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  • 面白い。

  • 読んでいると小腹がすいてきます。ラーメン、タンメン、冷やし中華、チキンライス、肉団子、まつやのえび天丼、なぜか出てくる森永キャラメル…店名が出てくることは珍しく、むしろ、冷やし中華のつゆ、ラーメンのチャーシューなど、一皿料理のさらにひとつの具材でひとつのエッセイになってしまう。食事の時間は、お皿の上の料理を良く観察し、具材ひとつひとつを良く味おうと思う。きっとオモシロいから。

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  • 「昼メシの丸かじり」3

    著者 東海林さだお
    出版 文春文庫

    p105より引用
    “ただ痛かっただけで、いいことあんまりなかったな、
    というのがいまの感想です。”

    漫画家でありエッセイストである著者による、
    食べ物に関するエッセイをまとめた一冊。
    うどん等の身近なたべものからフランス料理フルコースまで、
    幅広く紹介されています。

    上記の引用は、
    タコの生き造りに関する項の締めの一文。
    食べ物を食べて痛かっただけというのは、
    何ともいえず悲しい結末だなと思いました。
    食通でいるというのも難しい物だなぁ、
    とも思います。
    食欲不振の方に。

    ーーーーー

  • おいしそうな本でした(内容)。

  • 090809(n 090920)

  • 今回初めてショージ君を読んだ。ショージ君は美食家を志す者にとっては避けては通れない道である。食についてここまで深く考えを巡らせている人はなかなかいないと思う。食に対しての新たな視点・領域を提示してくれるところがいい。

  • 家族がエッセイには滅多に登場しないのも大きな特徴。泊り込みの多い仕事場マンションでの自炊・外食や買い物が中心に描かれるため、独身と勘違いしている読者も少なくないが、ちゃんと妻子がいる。基本的に週末は八王子市の自宅に帰り、平日は西荻窪の仕事場に泊まり込む生活とのこと。
    現在抱える連載は週刊文春、週刊現代が各38年、オール讀物が36年、毎日新聞が32年、週刊朝日が20年続いているという、とてつもないロングランばかりであり、恐らく「同時期複数連載の累計の長さ・回数」では世界記録と思われる。
    椎名誠と好みが似ていて、よく冷えたビールなどが大好きである。
    立ち食い蕎麦屋のメニューを全品制覇しようとしたが、あと少しのところで挫折してしまったというエピソードがある。(=>Wikipedia)

  • 新幹線の食堂車で食事を食べる機会が無かったので、この本で予備知識を吸収。

  • トイレでこの本読んでます。とにかく、トイレで読む本ではないなと思いつつ、トイレで読んじゃってます。絶対に、タモリさんもジョージの本読んでいるなと思いました。

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著者プロフィール

東海林さだお=1937年東京生まれ。漫画家、エッセイスト。早稲田大学文学部露文科中退。早大漫画研究会草創期のメンバー。文藝春秋漫画賞、講談社エッセイ賞、菊池寛賞、日本漫画家協会賞大賞を受賞。漫画に『新漫画文学全集』『ショージ君』など、長期連載のエッセイに「男の分別学」「あれも食いたいこれも食いたい」など。

「2021年 『東海林さだおアンソロジー 人間は哀れである』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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