たのしい・わるくち (文春文庫 さ 29-1)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 52
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167228057

感想・レビュー・書評

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  • あーわかるわかる!と読みながら何度頷いて笑ったことか。きっと女なら誰でも大なり小なりこんな事思ってる。だけど恐ろしくて全て曝け出せたもんじゃない。そんな気持ちが重々と詰まってる感じ。きっと男性には解り難いであろう心理で、女性独特のものなのかもしれない。読んでいてすっきりと爽快な気分になる程。この方の書き方にどこか品を失わない、そんな部分も素敵。

  • あーわかるわかる!と読みながら何度頷いて笑ったことか。きっと女なら誰でも大なり小なりこんな事思ってる。だけど恐ろしくて全て曝け出せたもんじゃない。そんな気持ちが重々と詰まってる感じ。きっと男性には解り難いであろう心理で、女性独特のものなのかもしれない。読んでいてすっきりと爽快な気分になる程。この方の書き方は品を失わない、そんな部分も素敵。

  • 軽〜く、そして楽し〜く読めるかな〜っと思って買ったのだけれど、思ったよりも説明満載の本だった。もっと感覚的なものかな、と思ったけれど。好みからすれば、『私の嫌いな10の人々』 の方が、好き。

    人のわるくちをアッサリバッサリ小気味よく書いてるのかと思ったんだけど、そうじゃなくてわるくちを言うのは嫉妬の裏返しであるだとか、これこれこういうことを言う人は本当は自慢したいのだ、とか、なんかそういう話。酒井さんはとても正直な人だな、と思いました

  • わるくちの天才 酒井順子 「ああ、分る分る」と思っちゃう1冊 女性にも男性にも読んでもらいたい

  • こういう本を男が書いてくれたらなあ、と思うのですが。まあ楽しく読めました。

  • わるくちより、他人の妄想、噂が好きかな?ははは〜

  • 終わりに近づくにつれて、「もしかしてこの人、私とそっくりかも?」と思いました。最初のほうはあんまりおもしろくなかったです〜。

  • 酒井順子のたのしい・わるくちを読みました。酒井順子のパワーを感じる主張がここかしこに書かれています。他人の悪口を言うのがどれほど楽しいことか。ふふふ。悪口を言うのは他人に対して優越感を得たいためなんですが、逆に自分の本性をさらけだしていることになるんだから注意しなくちゃいけませんね、という警告の書でもあります。

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著者プロフィール

エッセイスト

「2023年 『ベスト・エッセイ2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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