龍宮 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167631048

感想・レビュー・書評

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  • エログロだった。無意味なところも、そう脚色することで、より物語を濃くしてるみたいで、その単調さが私は好きじゃなかった。

    もう少しそうじゃない話もあったら、単調では無かったのかも。

    わたしは角田光代の「かなたの子」のが好きだ。こちらのほうがエログロさは無い。

  • 【 『龍宮』は、8つの物語を収録した短編集。いずれもなまめかしくせつないストーリーだ。一見、現世となにも違わない暮らしをする人々の話のようでいて、やけに長生きで、出所がふしぎな生き物たちが次々と立ち現れる。あるものは変化を恐れ、あるものは異質であることに苦しみ、あるものは不変をいとい、あるものはささやかな願いを抱き続ける】

  • タイトルに惹かれて思わず買ったんですが――
    不条理すぎて、読み終えた後もモヤモヤした気持ち悪さが残った1冊。
    いっそ、おとぎばなしというジャンルであれば諦めも付くんですが……。


    ごめんなさい、私には合いませんでした orz

著者プロフィール

作家。
1958年東京生まれ。1994年「神様」で第1回パスカル短編文学新人賞を受賞しデビュー。この文学賞に応募したパソコン通信仲間に誘われ俳句をつくり始める。句集に『機嫌のいい犬』。小説「蛇を踏む」(芥川賞)『神様』(紫式部文学賞、Bunkamuraドゥマゴ文学賞)『溺レる』(伊藤整文学賞、女流文学賞)『センセイの鞄』(谷崎潤一郎賞)『真鶴』(芸術選奨文部科学大臣賞)『水声』(読売文学賞)『大きな鳥にさらわれないよう』(泉鏡花賞)などのほか著書多数。2019年紫綬褒章を受章。

「2020年 『わたしの好きな季語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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