- Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167640101
感想・レビュー・書評
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久しぶりの宇江佐さん。しかも髪結い伊三次のシリーズは最初の2-3作しか読んでないのに、いきなり第7作の本書です。
宇江佐さんのファンは多いので、大きな声では言えなませんが失望。どうもストーリーの破綻が目立ちすぎます。
「薄氷」では同心の娘・茜が誘拐されるやいなや、人さらいで噂になっていた西国船を押さえています。でももし茜が誘拐されなかったら、噂は確かめられる事も無く、他の子供達はそのまま船で連れ去られてたんですかね。
最後の「雨を見たか」にも伊三次を惑わせるために嘘の噂を仕込む船頭が出て来ますが、その目的が全く分からない。
「捕物余話」というシリーズでありながら捕り物は蛇足で人情が主とは判っているのですが、ちょっと酷すぎませんか? -
シリーズ7冊目、だそうです。よく分んなくなってきました・・・・・。えーと、この巻でもジュニア世代が主役級の働きをしております。無頼派VS純情派の対決も、がっぷりよつの様相を呈してまいりました。主役であるはずの伊三次さんたちはすっかりベテラン格で、若者たちを温かく見守る役割になりつつあります。しかしながら、まだまだバリバリの活躍をしてほしいものであります。とゆうことで、モロモロの期待を込めつつ、次作をお待ちしたいと思いまする。早く文庫になりますよーに。
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今回は伊三次とお文の登場シーンが少ない分、出て来た時の存在感がたまりませんでした。素敵な夫婦です。
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あの子があんなに大きくなって…あとがきでも言われてたけど、なんだか親戚のおばちゃんになった気分。
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髪結い伊三次捕物余話 第七弾
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伊三次とお文の物語は,休憩中
関心事は、少々気弱なひとり息子の成長だが。 -
髪結い伊三次シリーズ最新刊。
相変わらずですが、龍之進より
伊三次とお文のせつなーいかんじがよかったのになー。
まあ結婚しちゃったしね・・。
ってか、勝手にこの人若い女の人だと思ってたら、
還暦なんだってね。びっくりしつつ納得。 -
髪結い伊三次のシリーズは好きです。
今は、無頼派の話が多くて、ちょっと残念ですが、でも面白い。 -
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<h5>出版社 / 著者からの内容紹介</h5>
北町奉行所町方同心見習い組には六人の若者がいる。伊三次の仕える不破友之進の嫡男、龍之進を始め、緑川鉈五郎、春日多聞、西尾左内、古川喜六、橋口譲之進という面々。俗事に追われ戸惑いながらも、江戸を騒がす「本所無頼派」の探索に余念がない。一方、伊三次とお文の関心事は、少々気弱なひとり息子の成長だが。