紫蘭の花嫁 (文春文庫 の 7-1)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (366ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167652012

感想・レビュー・書評

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  • ラスト恐怖と救いが交差して目まぐるしかった!ラストのラストまで安心させてくれない。心理的にはちょい特殊な感じ。

  • 乃南アサは「凍える牙」に引き続き2作目。謎の男から追われる女、クラブで働く謎の女と、警察官。女に憎しみを感じ、今まで何人も殺してきた性別不明の人、法医学者で謎の行動をとる男…これらの人が連続殺人事件が起こる周りで複雑な人間関係を作る。最後の最後まで読めない結末。一気に読んだ。ただ壮大なことをしすぎて結局腑に落ちないかんじで終わった…そもそも連続殺人事件の犯人の周りが解き明かされなさすぎでしょ…完全に凍える牙の方が良かった。

  • 一気に読んでしまった。

    途中もしかしたら・・・と思ってたら、本当にそんな結末になってしまった。

    でも、最後気になるー。
    ハッピーエンドかと思いきや・・

  • 意外な展開で面白かった。
    ニサッタニサッタの後に読んだから、油断した。

  • ほっとした最後の最後に恐怖を感じるエンディング。。

  • 逃げないといけない相手がいる花屋の店員。
    連続殺人事件を追う刑事部長。検視をする法医学者。
    からまる人間関係。
    ギリギリ最後までダマサレタ。
    どんでん返し。

  • 久々に読み返し。
    イマイチな印象があったのですが、意外と面白く、どんどん読めました。
    ちょっとしたドンデン返しもあり、楽しめました。
    満足。

  • 【「あいつから逃げなきゃ!」執拗に追ってくる男の影に脅えつつ、逃亡を続ける花屋の店員、三田村夏季。同じ頃、神奈川県下では不可解な連続女性殺人事件が起こり、刑事部長・小田垣の苦悩の日々が始まった…。追う者と追われる者の心理が複雑に絡み合い、やがて衝撃のクライマックスへ】

    <br><br>【凍える牙】に引き続き乃南アサは2冊目。
    <br>よくできた話で面白かったです。
    <br>時間をかけて読んでしまった為か最初に花嫁が逃げ出したところは忘れてしまっていたのですが、
    <br>最後のつながり方には納得。
    <br>予想通り!と思うところと、意外な真実があって面白かったです。
    <br>最後があっさりし過ぎていたような気もしますが、
    <br>もやもやした感じで終わらなかっただけ良かったのかも。

  • 最後が怖い、どうなるの?こんな終わり方は嫌だあ。

  • 追いかける側と追いかけられる側。
    凄く華麗でしたねー。なんだかこう女性を馬鹿にしてるやつが出てくるんですが途中で踏みにじりたくなりましたよ(笑)
    でも面白かったです。狂気じみてるのがでてきて(そういうキャラ大好きです)

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著者プロフィール

1960年東京生まれ。88年『幸福な朝食』が第1回日本推理サスペンス大賞優秀作となる。96年『凍える牙』で第115回直木賞、2011年『地のはてから』で第6回中央公論文芸賞、2016年『水曜日の凱歌』で第66回芸術選奨文部科学大臣賞をそれぞれ受賞。主な著書に、『ライン』『鍵』『鎖』『不発弾』『火のみち』『風の墓碑銘(エピタフ)』『ウツボカズラの夢』『ミャンマー 失われるアジアのふるさと』『犯意』『ニサッタ、ニサッタ』『自白 刑事・土門功太朗』『すれ違う背中を』『禁猟区』『旅の闇にとける』『美麗島紀行』『ビジュアル年表 台湾統治五十年』『いちばん長い夜に』『新釈 にっぽん昔話』『それは秘密の』『六月の雪』など多数。

「2022年 『チーム・オベリベリ (下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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