ウォッチメイカー 上 (文春文庫 テ 11-17)

  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167705886

感想・レビュー・書評

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  • 文庫の初版は2010年11月なので、まさかブックオフの105円コーナーにはないだろうと思ったが、著者のコーナーを確かめたら信じられない事にあったので即行買い。

    今回は証人や容疑者のボディーランゲージや言葉遣いを観察し分析する科学「キネシクス」の専門家、キャサリン・ダンスが初登場。日本で言えば松岡圭祐の千里眼シリーズのヒロイン岬美由紀みたいで、簡単に言えば嘘をついているかどうか解りながら取調べが出来る。

    キャサリンが主役の別シリーズが既に刊行されているらしいのでぜひ読みたい。

    ストーリーは相変わらずどんでん返しが多分に盛り込まれ、やっぱディーヴァーは面白いと再認識させられる。

    主たる事件は下巻の中盤までで解決してしまうが、そこからどんなに読者を楽しませてくれるかわくわくしながら読ませてくれるし、その期待は裏切らない。

    が、でもシリーズベストはやはり「魔術師」だと思うけど。でも、もしこれから読む人がいるのなら第1作の「ボーン・コレクター」から順に読んだ方が絶対いい。

    児玉清の解説が14ページ。この人もディーヴァーに対する思い入れが強いんだろうという長さに感じる。

  • 話が進まない。翻訳本のせいなのか、独特の文章で慣れなかった。しかしながら、下巻で一気に加速。映画やドラマを見ている感じ。

  • 感想は下巻に譲ります。

  • 「ボーンコレクター」シリーズ
    障害者であり、優秀な鑑識者であるライムと彼の手足となり現場に臨むサックス
    ウォッチメイカーという猟奇連続殺人事件を追うふたりだったが、サックスは同時に自殺偽装の会計士の事件も持つ
    ウゾッチメイカーの次なる殺人は未遂に終わっていき、だんだんと犯人像は出来上がっていく
    しかし犯人の片方を逮捕するも、主犯は逃走してしまう
    サックスは会計士の殺人事件を追ううちに警官汚職事件を探り当て、自らの父の汚職も知ってしまう

  • リンカーン・ライムシリーズの第7弾。詳細は下巻。

  • まあ、上巻なんで物語の提示でしたが面白い。

  • 鑑識の天才、リンカーン・ライムと尋問のエキスパート、キャサリン・ダンスが初めて同じ事件で組む。最新刊の「ソウルコレクター」は読み終わっているので、リンカーン・ライムシリーズはこれでひとまず読了。下巻を読み終わったら、キャサリン・ダンスシリーズにシフト!

  • 『このミス』で評価が高かったということで読んでみました。夢中で読んでいるときに感じる引き込まれるような感覚があり、非常に楽しめた。キネシクスのエキスパート、ダンス捜査官が良かった。

  • 2011/08/14読了

  • いやー、何故か読むのにすごく時間がかかった。
    ストーリィも決して面白くないわけではないのだが、終始「映画でいいじゃん」の言葉がつきまとう。
    映画を文字に起こしているだけのようで、なんとうか、味気ない。
    何度も言うが、ストーリィは展開も早く飽きさせない感じで、面白いのは事実。

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著者プロフィール

1950年、シカゴ生まれ。ミズーリ大学でジャーナリズムを専攻。雑誌記者、弁護士を経て40歳でフルタイムの小説家となる。科学捜査の天才リンカーン・ライムのシリーズ(『ボーン・コレクター』他)や“人間嘘発見器”キャサリン・ダンスのシリーズ(『スリーピング・ドール』他)は全世界でベストセラーになっている。ノンシリーズ長編小説、短編小説など人気作品も多数刊行
『ブラック・スクリーム 下 文春文庫』より

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