ハリー・クラーク絵 アンデルセン童話集 上 (文春文庫 ア 11-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167812041

感想・レビュー・書評

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  • きちんと読んだ事の無かったアンデルセン、美しい挿絵と共に楽しく読むことができました。
    出会いの喜び、別れの悲しみ、理不尽な世の中、そして他人を愛する澄んだ心の美しさを童話と言う形を通して感じた。
    幼い頃はアンデルセンよりもグリム童話の方が読みやすかったイメージがあったが、何故だったのか今分かった気がする。

  • 素敵でした。まずはハリー・クラークの挿絵。文庫は表紙以外は上下巻全点モノクロですが、40点のうち単行本でも16点のカラーということで、色彩の魔術師ハリー・クラークのイラストは実はモノクロでも発揮されているのかも知れない。イラスト目当てであってもかなり楽しめます。童話として有名な「おやゆび姫」「皇帝の新しい服」なども新鮮に読めるが、シュールな幻想文学のような「幸福の長靴」や7編からなる「雪の女王」などが読み応えたっぷりでした。

著者プロフィール

デンマークの作家、ハンス・クリスチャン・アンデルセン(Hans Christian Andersen、1805年~1875年)。

「2022年 『即興詩人 初出影印版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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