ちょっと徳右衛門 幕府役人事情 (文春文庫 い 91-1 幕府役人事情)
- 文藝春秋 (2014年6月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167901202
作品紹介・あらすじ
仕事か家庭か? マイホーム侍見参!剣の腕は確か、上司の信頼も厚いのに、「大事なのは家族」と言い切る若侍の生活と持ち込まれる難題!新・書下ろし時代小説。
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
2016.11.21.
-
シリーズ第一弾
少し関連ある短編五話
家族に、使用人に、部下に気をかけ、何かと大変な話
特別な人でなく、時々、ハラハラ、ドキドキは? -
作者は脚本家なのか、まさにマイホームドラマ侍版でした。
-
御先手弓組という江戸城の門警護役人と家族たちのお話。5編の連作短編。家族を大切にしたいと考えて、行動する徳右衛門が楽しくて新鮮。八十石取りの幕府役人には、こういう人もいたのかも知れないと思えてしまう。まぁフィクションかな。次巻が楽しみです。
-
L 幕府役人事情2
一言で表現するならば、出世も遠いサラリーマンのほのぼの家族、みたいな。徳右衛門は美しい妻と1男1女の父。少ない給料で息子に習い事をさせ、妻に叱咤されながら中間や同僚に優しい男。…なんの変哲もないです。本当にある意味新感覚(笑)
たまに事件はあるけど、刺激はないので鋭い江戸モノを欲する人には不向き。幸いにもほのぼのしていても緩い時代小説ではないのでやっぱりあのへんの作家作品とは一線を画してる。 -
【仕事か家庭か? マイホーム侍見参!】剣の腕は確か、上司の信頼も厚いのに、「大事なのは家族」と言い切る若侍の生活と持ち込まれる難題!新・書下ろし時代小説。