ごはんぐるり (文春文庫 に 22-4)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 145
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167905545

感想・レビュー・書評

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  • 初めてこの人の本を読んだ。

    関西弁なところとか、中年に差し掛かるところとか、自分に価値観がふと重なる部分があって一気読みできた!
    面白かった。
    古びたコーヒーメーカーが「コーヒー淹れることしかできまへんねん」って言う感じとか、すごく好き。

  • 西さんファン必読。もっと好きになる

  • この人の本を初めて読んだけど、ものすごく面白い!
    でんがなまんがなレベルのコテコテの関西弁のせいか、内容はほっこりでも全て笑えてくる。

    活字のごはん、旅の悪食、日常の悪食、ひとりずし、正解シリーズ...すごすぎる!
    特に、日常の悪食の内容が本当に悪食で、よく出版したなとw
    世界の料理の話も心が温まった。
    他の本も読んでみよう。

  • 食いしん坊エッセイ・・・なるほど。

  • 豪快さや飾らなさがギリギリ下品にならない稀有な人。海外在住経験があると読んでちょっと納得。
    ごはんそのものの描写じゃなくて、ごはんをおいしそうと思う気持ちの描写なので食べ物エッセイというより食いしん坊エッセイだと思います。

  • 素敵な方だと思った!

  • 子供の頃のことを色々思い出した

  • 二男購入。

  • 彼女はとにかく 豪快 なイメージ
    はてしなく おおらか!!
    っていう印象を

    読んでて
    少しおしゃれなご飯やさんで
    隣で 熱弁され その話が面白くって
    笑って笑って 酔いつぶれそう

    こだわりがなさそうで 隔たりが少なそうだ

    なんだろ 楽しかった w

    あめちゃんの 話が印象的でした
    これは ガムもそうなんだけど
    コミニュケーションツールになるよなって

    実践してみたいと思います

  • ごはんぐるり
    2016/2/10 著:西 加奈子

    ごはんとごはんとごはんと人の話
    おいしい匂いがぷんぷん香ってくる
    食にまつわるエッセイ集。

    文章がうまい人が
    うまいごはんのこと書くと
    こんなにも匂うものなのかと思う。

    心からごはんと
    食べることを愛している気持ちが伝わってきて
    読むたびにお腹が減る。
    文章を咀嚼する度にまたまた違う匂いを感じ
    お腹が減る。

    著者のファンとしては
    エッセイの中で時折顔を出す
    著書の一部の出どころ的なものが味わえるのも
    それが隠し味となっている。

    一冊で二度おいしい。
    さてコメを炊こう。

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著者プロフィール

1977年イラン・テヘラン生まれ。2004年『あおい』で、デビュー。07年『通天閣』で「織田作之助賞」、13年『ふくわらい』で「河合隼雄賞」を、15年『サラバ!』で「直木賞」を受賞した。その他著書に、『さくら』『漁港の肉子ちゃん』『舞台』『まく子』『i』などがある。23年に刊行した初のノンフィクション『くもをさがす』が話題となった。

西加奈子の作品

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