- Amazon.co.jp ・本 (760ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198613648
感想・レビュー・書評
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この物語の主人公は14歳の少女たち。2030年代の都市。清潔で、無機的な徹底した管理社会だ。少女たちは、携帯端末を持ち、全ての行動は把握されている。世界はモニタの中だけに存在していた。希薄な現実感。ところが14~15歳の少女ばかり狙った連続殺人事件を契機に、少女たちが仮想の世界から飛び出す。巨大な敵との戦いのなかで、彼女たちが見出したのは……。
(2001年)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
半分『016』くらいまでは入り込めんかった。苦手分野やった。
でもそれ以降は軌道に乗りスピードアップ。一気にファンに!
歩未、美緒、麗猫がカッコ良すぎる!
2013.06/24 読了。 -
巡りめく展開にブンブン振り回された気分でした。
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本の厚みに恐れをなし、10余年積みっぱなし。
一念発起して読み始めたら、以外とすんなり読了。
クセのある、ともすればやや回りくどい表現や
作者の哲学開陳等に閉口するも、おおむね楽しめた。
続編も発表されているので、そちらも読んでみようと思う。
昔、どこかのBLOGで拝見したとおり、
京極版“セーラームーン”といった趣の一篇でありました。
そして妙に『平成ガメラ』シリーズが観たくなりました。 -
毎度お馴染み京極印、とはいえ尋常でないぶ厚さに恐れをなしましたが、文字大きいし紙は厚めで、思ったほどボリュームはなく。話が軌道に乗ったら一気に読めました。
設定を公募したそうで、肉類が全部合成食材に切り替わってたりしてかなり未来の話なのかと思ったら、2030~2053年だとか。公募したの10年以上前とはいえ、数十年でこんなに変わるかよ、と思ってしまう醒めた大人な自分が厭だなと -
京極ちゃんの本はもっと厚くてもおk
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2が出たので読み直した。
表紙の女の子たちのお陰で妄想力アップ。
「なんと、そう来たか」と、
「なんと、爽快な」が、いい感じ。 -
京極作品にしてはちょっと変わった作風。