ももこのトンデモ大冒険

  • 徳間書店
3.25
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本棚登録 : 330
感想 : 46
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198614454

作品紹介・あらすじ

新展開!最新エッセイ。超常世界への体当たり体験記。

感想・レビュー・書評

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  • 人生とはわからないものだ。
    とあるきっかけで手に取った一冊が、ももこさんの、石井さんの人生を(思った以上に)変えてしまったのだろう。
    ももこさんの思いつき、行動力、その適当さと、自己分析能力、他者分析能力は類を見ない(ほめてます)。

    さて、本書は。
    ももこさんが手にしたエンリケ・バリオスさんの著書「アミ小さな宇宙人」、これにももこさんがほれ込み、エッセイに書いたことが事の発端である。
    徳間書店の同書ご担当だった石井さんが、「アミ小さな宇宙人」をリニューアルするにあたり、ももこさんに表紙を依頼する。
    表紙・挿絵を描くにあたって、ご本人と会うことになって、まあはっきり言って珍道中を繰り広げることになった、そんなようなエッセイを6編。

    (レビュアーの)みなさん言われるように、エンリケさんとのエピソード以外は、うーん、というものなので、彼の3部作と一緒に、この本がさくらももこさんによってこんなふうにイメージが作り上げられてきたんだよ、というときの流れを感じる参考として読んでいただければと思います。
    さくらももこさんの挿絵があってこそのこの3冊だとおもいました。日本版以外はどうなんでしょう。(挿絵は)入っていないんでしょうね。ぴったりのイメージなのですが。

    エンリケさん、とってもいいひとです。
    タスマニアもいいところですね。

  • 世界の色々な面白い人に会いに行く旅。
    胡散臭すぎる人から、本当に凄い人まで…笑

    ベル博士は怪しすぎる。
    エンリケさんの「アミ 小さな宇宙人」は是非読んでみたい。
    漢方薬のおじいさんとスプーン曲げの綾小路さんは良かったなぁ。

  • SF系が苦手なので、はじめSF色が強く、しまった!と思ったけど全然そんな事はなく面白かった!さすがとしか言えない。漢方の話、その後友人の病気はどうなったのだろう?そんなに効く漢方なら私も欲しいなぁ。あと、ヒロシの写真が掲載されていて何だか得した気分。

  • この人、やっぱり普通の人とは何かが違うんだな…と思った。会いに行きたいと思う人もちょっと変わってるし、わざわざ授業受けに行ったのにサボったりとか、ある意味すごいな〜。

  • とにかくトンデモなくて面白い!
    Drベルの話が一番笑えた。

  • 笑ってしまうので公共の場所では要注意の本!

    ちびまる子ちゃんでお馴染みの漫画家、さくらももこさん著

    オカルトやスピリチュアルの分野に興味津々のさくらももこさんが、仲間と共にその真相を確かめに実際に足を運び体験する冒険記。

  • 「アミ 小さな宇宙人」の担当・石井編集者と行く珍道中。「アミ」の作者エンリケ・バリオスとの出会いだけでなく、オカルトやスピリチュアルに絡む旅物語を5編収録。いや〜どれも笑わせてもらった!エッセイでベストセラーがあるのは知っていたが、さくらももこは文章でも面白いと改めて認識。超常現象や精神世界に興味のある人には得るものもあるし、エンリケ氏とのやりとりは心が洗われる。でも人前で読むのはオススメできない。声出して笑っちゃうから笑。

  • 2021.7/3読了
    2.5
    好きな作家さんなんだけど……。
    ぶっ飛びすぎてて、ついていけなかった。
    スピリチュアルな世界が好きな人にはいいのかも。

  • さくらももこ氏の面白エッセイと云いたいところだが、題名にあるようなトンデモ大冒険というほど奇抜な所を訪れたわけでもなく、これまでと変わらぬ内容のものだ。
    しかし今回は実に内容が無い。
    特に冒頭のベル博士宅訪問やサバイバルスクール体験は実際のところ、何も実が無い。ベル博士という奇妙な博士を訪れたら何か面白いネタがあるだろうと安直に思っていたら、これが余りにも奇抜すぎて(アホ過ぎて?)ひいてしまっただけだったというもの。
    また興味本位で参加したサバイバルスクールが想像以上に過酷で結局何もしなかったこと。他の3編はさくらももこらしさが出た内容で訪問した相手も感性溢れる絵本作家、人生や森羅万象を達観した感のある漢方医、そして超能力者と人物そのものに魅力があったのは救い。これら3編がなければただ無駄に過ごした旅行・体験学習の報告に過ぎなく、しかもサバイバルスクールに関しては真面目に参加している方々に対して非常に失礼な内容であるから、金を出して買った読者に対して詐欺行為を働いているも同然である。

    ちょっと浅慮過ぎたな、徳間書店とさくらももこ氏よ。

  • 爆笑しながらすぐ読んじゃいました。
    本で爆笑したの初めて。
    サバイバルスクールの話が特に好き。

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著者プロフィール

1986年からマンガ雑誌『りぼん』(集英社)で連載がスタートした「ちびまる子ちゃん」の作者。1990年からはフジTVでアニメ化され、超人気番組となる。『まるむし帳』(集英社)は唯一の詩集。

「2019年 『さくらももこの詩による無伴奏混声合唱曲集 ぜんぶ ここに2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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