- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198634582
感想・レビュー・書評
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昨今の領土問題の深刻化を背景として、中国・韓国の二国に対する関心がかつて無いほどに高まっています。この本では日本人と中国人・韓国人の価値観や考え方の相違について、主に歴史的背景から詳細に分析しています。中国史、韓国史についての知識がある程度必要とされますが、現在のトラブルの源流を理解するのに大きな助けとなる内容です。
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知らないことで憤ること、知ることで理解できることがあるんですね。
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大体はどこかで読んだことのある論拠ばかりだった。平安時代とかものすごい過去まで遡った論拠は嫌いだな。
中韓が何を言ってこようが、同レベルに堕落することなく、日本人にとって当たり前の道徳的行動(他人への配慮、法の遵守)を、これからも愚直にし続ける事が、最大の反撃となるだろうと思う。 -
赤坂Lib
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14/8/12読了
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この台湾人は、元祖親日といった風情で一線を画すが、最近、日本人の愛国心をエンターテイメント化し、金儲けを企む流れがありやしないか。勿論、島国といった地理的条件に、天皇を拝したシステムが成功した日本は、韓国、中国の悲惨な政治抗争の歴史に比べれば、優越に浸れる題材に溢れる。しかし、それを擽られ、良い気になるのはいかがなものか。
著書に、王道、覇道、皇道を識別する言葉がある。無論、日本は皇道だ。王道や覇道では、クーデターが起こり、時の権力が入れ替わった時点で、歴史の塗り替え、焚書が起こり得る。つまり、勝者の歴史であり、事実は留められず、秩序は保たない。そこで宗教あるいは、思想が必要となる。日本というシステムは、この万世一系の皇道を採用できた時点で特亜ならず、欧米とも異なる無二の国家観を持ち得ている。これに奢らず、自己批判や自虐ではない、自己反省の姿勢を取り戻すべきである。今の日本は、真実を知り始め、逆上しているようにも映る。 -
台湾人の著者による日中韓の比較論
書きっぷりはかなり扇情的だけど、内容には賛同できる -
中韓とも、「万世一系」の天皇やその制度がない。ともに憧れていてもできない。勿論、中韓だけでなく、人類史上、日本以外どこにも存在しない。だから、世界中から憧れ注目されている。
衝突も栄枯盛衰もなく、そして没落もない文明こそ日本文明だ。
1.原始神道の神仏習合に代表される「習合原理」
1.島という地政学的条件からくる「限定空間の原理」 -
우리 나라 사상, 事大主義、無財の七施。こんな切り口もあるのね。本はホント面白い。
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周りの中国人・韓国人みんなごく普通の人で、よっぽどあくの強い日本人の方に嫌なやつがいたりするもんだ。国民の9割が相手国にいい印象をもってないというが、中国人・韓国人を悪くいう人たちって結局彼らと個人的つながりのない人たちばっかりだと思う。童話的すぎるとはおもうが、相手の悪い部分を許容していいところを評価するためにやはり草の根の交流が必要なのだと思う。