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- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198653767
感想・レビュー・書評
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江戸に一季奉公に来ていた男が、宿下りの下女、芳を里の相模の国まで送り届ける仕事を請け負う。そこから男の人生が何転もする。
ひとり語りがずっと続き、登場人物も少ない。とにかく男のひとり語りが続く。
考えては、進み、考えては、やってみて、こうじゃいか、ああじゃないかと自省しながら生きていく。考えて、考えて、考える。自分の持てる知識で、できる限りのことをする。迷ったり、立ち止まったりもするけど、自分が何をしたいかに立ち返る。
そして、最後にたどり着いたところは、案外、悪いところじゃねぇな。と思えるかもしれない。詳細をみるコメント0件をすべて表示