- Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198921392
感想・レビュー・書評
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占いの本「フォーチュンブック」を手に入れた人間たちの数奇なそして錯綜する運命。
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短編集と思わせつつ、実は繋がってました系。面白かったけど、ちょっと話がとんでて説得力が…
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最後ですべてが繋がった。ただ、読む前に書評を読んでしまっていてかなり期待が高まってしまっていたので、正直そこまででもなかったかな。
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不幸な結果しか出ないフォーチュンブック。そのフォーチュンブックを手にした人達が事件に巻き込まれていく。昭和の未解決事件を織り交ぜながら、話は進んでいく。最後の章は、あっ!!と声を出してしまった(笑)。
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2014/02/02
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フォーチュンブックという占い書にまつわる連作短編。
だが、全部読んで初めて全ての全貌が明らかになるため、一つの長編と言っても良い作品。
全ての話に少しずつ謎を残しながら、最後にその謎を解いていく展開は面白かった。
しかし、最後に全ての答え合わせがなされるシーンがあまりにあっさりしていて、もう少し余韻が感じられるラストがよかったな~と思い、星3つ。 -
読みながらぞわぞわゾクゾク。
フォーチュンブック、実際に手にできたら…自分の運勢くらいは占っちゃいそう。
今の時代ならきっと、ネットで爆発的に広まってえらいこっちゃだろうなぁ。 -
面白かった!!あんな大事件を、あんな風に絡めてくるとは~~!!!いやはや、あなどれません!!
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巷の若者たちに、じわじわと浸透していった人気の本。
それによって、人生を翻弄していく人達…の連続短編。
かと思いきや! な最後でした。
見知った名前がぐるぐる出てくるな、程度に思っていました。
最後まで読むと、何だかぐるっと輪になっている気になります。
全ての発端は『本』なのか、それとも『書店』なのか『人』なのか。
驚くべき繋がりがあるな、という程度。
連続短編だと思っていた当初は、ミステリーのようでしたが。
復讐って恐ろしいと同時に、すごいものです。
あそこまで執念を燃やすとは…。