終焉の太刀: 織江緋之介見参 (徳間文庫 う 9-15)

著者 :
  • 徳間書店
3.40
  • (2)
  • (6)
  • (11)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 68
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198929558

作品紹介・あらすじ

老中阿部豊後守、甲府宰相綱重、館林宰相綱吉-はからずも、次代将軍継嗣を巡る三つ巴の暗闘に巻き込まれた緋之介は、剣への覚悟もできず腕も未熟なまま、家光十三回忌のため日光へ下向する将軍家綱の警護を命ぜられた。途上を襲わんとする凶刃に、緋之介の秘剣は閃くのか?一方、最大の危機に瀕していた吉原は…。シリーズ堂々完結。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 新たな秘密が明かされるとともに緋之介は吉原を去ることになる。

    前作から受けて話は落ち着くところに落ち着くという感じだが、序盤は当然ながら緋之介が主人公だったのだが、後半は歴史小説の側面が強くなったのが残念。
    もっと緋之介の成長や戦いがあったら良かったのだけど。

    ただ歴史好きな人にとってはこの本の春日局の解釈は面白いだろうなぁ。

  • 緋之介を捨てて小野友悟に戻るのですね。

  • 第七弾
    五代将軍を巡る争いは佳境に
    日光参詣での死兵との死闘、吉原を後にして最後の闘いへ?
    史実は曲げれないのでやはり、このような終わり方か

  • 歴史に新たな秘話を織り込みながら完結しました
    頼宜が思ったより大物だった

  • あっけない幕引きだった。

  • 終わりがあっけなくてちょっと残念。
    まあ仕方ないかーとは思うけど。

  • 4/7-4/9

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

上田秀人
一九五九年大阪府生まれ。大阪歯科大学卒。九七年小説CLUB新人賞佳作。二〇〇一年作家デビュー。歴史・時代小説を中心に活躍。主な文庫シリーズに「闕所物奉行 裏帳合」(中公文庫)、「禁裏付雅帳」(徳間文庫)、「聡四郎巡検譚」「惣目付臨検仕る」(光文社文庫)、「奥右筆秘帳」(講談社文庫)、「町奉行内与力奮闘記」(幻冬舎時代小説文庫)、「表御番医師診療禄」「高家表裏譚」(角川文庫)、「日雇い浪人生活録」(ハルキ文庫)、「辻番奮闘記」(集英社文庫)、「勘定侍 柳生真剣勝負」(小学館文庫)など。一〇年『孤闘 立花宗茂』(中央公論新社)で第十六回中山義秀文学賞を受賞。二二年「百万石の留守居役」
シリーズ(講談社文庫)で第七回吉川英治文庫賞を受賞。『翻弄 盛親と秀忠』(中公文庫)など著書多数。

「2023年 『夢幻(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

上田秀人の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×