- Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
- / ISBN・EAN: 9784199007309
作品紹介・あらすじ
帯刀家次男の明信の恋人は、元ヤンキーの花屋の龍。
大学院に通う傍ら、空き時間に花屋でバイトをするのが日課だ。
ところが、その花屋の龍がここ数日不在で、理由も行方もわからない。
もしや捨てられた!?と心配する家族たちは入れ代わり立ち代わり花屋を訪れて!?
次男・明信と龍の恋ほか、受験に失敗してしまった末っ子・真弓が起こす帯刀家を
巻き込むひと騒動など、全3編を収録。
感想・レビュー・書評
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八年ぶり。読んだ記憶はあれどどの文庫にも入っていないので実際に読んだのか自分の妄想だったのかわからなくなっていた話がようやく! そうか雑誌で読んだのか。書き下ろしも素敵でした。大好きです。
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久々にこのシリーズを読んで、自分が年を取ってしまったと実感。
瑞々しい作中の感性にほとんどシンクロできなかった。 -
花屋のふたりが大好きです。
雑誌を切り取ってずっと持ってたけどやっぱり文庫の方が読みやすいですね。 -
龍ちゃん…普段カッコつけてる男がやらかすと可愛いよね(笑)
明がなんか本当いじらしくて可愛い。幸せになれよ!
あと大河もそろそろ母さん久しぶり(じゃないけど)にどうだねくらい起こせ(笑) -
8年ぶりの毎日晴天だったんですね。
表紙通りの、
花屋の店番は、
明と龍さんのお話。
志麻姉の帰国の気配に逃げた出してしまった龍と、花屋ごと置き去りにされた明ちゃんをそれぞれの方法で心配する、帯刀家の面々というお話。
志麻さんへの怯えようが半端ないのと、百花繚乱になる帯刀家がユーモラスだけど、真剣なのが面白い。花屋のお隣さんの理奈ちゃんも志麻姉が出てこないかわりに、話を進めてくれてよかったです。龍さんが、理奈ちゃんにも志麻姉にも殺されなくて当たらりまえだけどほっとする終わりです。
子供はわかっちゃくれない、
大学受験に失敗して、なぜだか明後日の方向に自分探しをする、末っ子真弓のお話。迷うけど、2日くらいであっさり解決しちゃうのが、真弓らしくていいです。
大人のおつかい
秀さんが、前作真弓のお悩みの理由を探偵に出るお話。前作に引き続き、真弓の同級生魚達が、好い人で不憫すぎる。今働いてる仕事場の人に余計なネタを散々提供してしまったね。田宮君、真弓、秀とタイプは違うけど、男臭くない面々に終始仕事場こられたら、余計な噂もたつわな。秀さんの赤いリボンのかかったプレゼントは、空気読めなさ過ぎて笑った。工場長の娘さん、魚達の元彼に開けられて、やっぱりとか言われなくてよかったですね。
文庫ペーパー花屋の店番番外編 暴風注意!
花屋の店番のすぐあとのお話、龍がいない間に、明ちゃんを勇太が慰めていたのを、真弓か、浮気だーと追及しているお話。勇太は、義父である秀さんとも浮気っぽいし、真弓はなにげに油断するべきでない気がしますけどね。
また続きがでて欲しいのと、この巻もCDで聞きたいなー。
大人のおつかいが特に。
二宮さんのイラスト、白木蓮もよいけど、雪柳がよかったなー。 -
続きが読めただけで嬉しい。一番待っていたのは表紙の二人の話だけど、書下ろしの秀を見ていてすごく不安になった……。なんか、秀さん世を儚んでしまいそうで怖い(まあ話の流れ上絶対にしないとは思いますが)。私がもし秀さんの知人で、秀さんがあんなこと言いだしたら、自殺しそうでみはってしまいそう。 …………ところで、スターターセットに書下ろしが付くのですか。買うか…
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久しぶりの新刊。期待していた。一読。初期は面白かったのになあ。311の起きていない東京下町の日常が嘘臭く感じられる世界に来ちゃったよ
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ふつうにびっくり。続き出てたのね…!
そこまで志麻姉って恐怖対象だったっけーとか思い出しつつ……懐かしいものです。
明がひとり店番とか真弓の進路とか。
それにしても、8年?!、という衝撃(´∀`;)