作品紹介・あらすじ
オネエだけど芯は男前vなミリオンセラーの人気少女マンガ家とヤクザ顔だけど実はオトメンな編集者。
「恋愛前夜」で人気を博したヤコ先生が主役の、待望のスピンオフ!!
感想・レビュー・書評
絞り込み
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全員サービスキャラ文庫創刊15周年記念
Chara Collection Extra 2012
に後書きにも言及していたヤコ先生と貢藤さんの顚末が書かれております。
10th Anniversary 恋愛前夜と求愛前夜の番外編あり
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ヤコ先生、前作と違って全然オネエじゃなかった。笑
むしろ男前でした!
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続編も例に漏れず、というか更にもっと加速してラブコメだーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!アーーーーーーーーーーー!!!!!!!!
ってくらいラブコメしてる…いい年したオッサンとヤ〇ザ顔の受けが…すごい……
なんだろう、一番BL漫画でありそうな要素のごった煮かもしれない
世界一初恋的な。中村春菊的な。
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「恋愛前夜」にでてくる、漫画家ヤコこと、山田貞行と、編集の貢藤のお話。
ヤコ先生はキュンキュンな少女漫画を書くカリスマで、金髪のおねぇ。
そこに臨時できた編集の、強面のごつい、一件ヤ〇ザな貢藤くんは、サブカル雑誌出身で、到底少女漫画など理解できるとは思わなかったが、
実は、小さい頃は可愛らしい男の子で、その頃の影響で「かわいいもの」が好きで、
隠れて少女漫画を読むほどだった。
そんな、強面編集がたまに見せる可愛い顔に、ヤコ先生が魅かれていくけど、
貢藤くんにそんな気は全くなくて・・・
っていうお話です。
私はやっぱ前作の「恋愛前夜」の方が好きだな~。
まぁそこは、どんなキャラが好きかっていう読者の好みの問題ではあると思う。
前作のトキオくんが一瞬でてくるのはちょこっと嬉しかった。
そっちのCPの先がきになるところではあります。
ヤコ先生と、貢藤くんは「おやすみなさい、また明日」という作品にもちらりとでているらしい。
レビューによるとこちらも面白いらしいので、入手したらよんでみたいと思います。
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これは…!ヤコ先生は男前だし、幸せになって良かったけど、やはり思っていた受攻が逆だと、理性はともかく感情がついて行かないらしい。筆力のある作者さんなので、説得力はありましたが、とにかくどうにもならない感じ。
でも話としては面白いし、ヤコ先生のスピンオフという先入観がなかったら、もっと好きになってたかもしれないので、また再読してみるつもり。
『恋愛前夜』だけでなく『おやすみなさい…』ともリンクしているので、興味ある方はぜひ。
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恋愛前夜に引き続き、スピンオフのこの作品を読みました。ヤコ先生主役!
正直あんまり好きじゃなかったんだけど、先生メイン、しかもラブコメだったのでおいしくいただけました。前作、今作の序盤、今作の終盤と、キャラの印象がどんどんかわる・・・!まさか最後あんなことになるとは!
おもしろかったです。
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『恋愛前夜』のスピン、オネェの人気漫画家・ヤコ先生のお話です。お相手は将来若頭コースの強面臨時担当者・貢藤。自分の顔にコンプレックスを持っていて、恋愛には乙女の貢藤が可愛くていい! あのヤコ先生が恋愛面でも仕事面でも男らしくて、でもこちらのヤコ先生の方が私的にはしっくりきたなw 前作がしっとりとした雰囲気だったのでお話にもギャップがあって面白かったです。
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「恋愛前夜」で悲しい目に遭ったヤコ先生が主人公のお話。
「恋愛前夜」みたいなしっとりした気持ちで読んだら全然違った・・・!
ヤコ先生可哀想だから誰か幸せにしてあげて!
・・・という考えがまず間違っていたんですね。
幸せにしてあげる方だった・・・!
ヤコ先生も男だった・・・!
愛され願望のあるヤクザ顔のオトメン・30歳処女(童貞?)という設定もなかなかパンチが効いてましたw
二人とも仕事面で有能なのも萌えでした。
貢藤があまりにも純情すぎてじれじれしてしまったけど、それもまたよし。
明るいラブコメという雰囲気で、要所要所にキュンとさせるところもありで楽しかったです。
ただ、「恋愛前夜」のような切ない系を期待してるとちょっと違うかな、と思いました。
私は両方好きです。
ちょっとだけど「おやすみなさい、また明日」のつぐみも出てきましたね。久しぶり!
しかし、貢藤のウェディングドレス姿は
別に見たくはないです・・・。
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前作、「恋愛前夜」のサブキャラ小嶺ヤコ先生と凪良さんの別作品、「おやすみなさい、また明日」に登場する貢藤のお話です。
ヤコ先生は受け、かと思っていましたし、「おやすみなさい~」を読んだ時も貢藤は攻めっぽかったので、まさかの攻め受けが逆でどうなることか…!!
と思ったのですが、ヤコ先生が言葉をオネエでも中身が男らしく、そのうち貢藤に対してはオネエ言葉もほぼなく、すんなりと受け入れられました。
ヤクザ並の凶悪な顔のつくりをしている貢藤が、実は少女漫画が好きで可愛い物が好き、某乙メンを思い出させるようなギャップの持ち主で、恥ずかしがりや。そこにやられてしまうヤコ先生。
見た目に反して、恋愛に臆病で逃げてしまう貢藤を追いかけるヤコ先生、という図にわりときゅんきゅんしてしまいました。
前作を読んだ後に読むと、だいぶヤコ先生のイメージが変わります。
そういういい意味での裏切りも含めて、この本は面白かったです。
でも、私的には、くっつくまでにお話の重点が置かれていたので、もう少し二人のイチャイチャが見たかったです…!!
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物語もとても面白いのだが、凪良先生がノリノリで書かれたんだろうなーというのも伝わってきてさらに面白い。少女漫画に幾たびも救われてきた私としては男前なヤコ先生にときめきつつ、胸が何度もあたたかくなりました。
著者プロフィール
1973年生まれ、京都市在住。2007年、BLジャンルの初著書が刊行され、デビュー。17年『神さまのビオトープ』を刊行し、高い支持を得る。19年『流浪の月』と『わたしの美しい庭』を刊行。20年『流浪の月』で「本屋大賞」を受賞する。同作は、22年に実写映画化された。20年『滅びの前のシャングリラ』で、2年連続「本屋大賞」ノミネート。22年『汝、星のごとく』で、第168回「直木賞」候補、「2022王様のブランチBOOK大賞」「キノベス!2023」第1位に選ばれ、話題を呼ぶ。翌年、同作の続編にあたる『星を編む』を刊行した。
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