- Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
- / ISBN・EAN: 9784255008516
感想・レビュー・書評
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この本は何も教えてくれない。
帯に書いてある通り、著者の日常生活の中の出来事や対談内容を断片的に記録した日記のようなものである。
どこの本屋にも置いていなかったため、Amazonで取り寄せて読んでみたが、イマイチ面白さがわからなかった。
短編集のような作りで、好き嫌いが分かれる作品だと強く思う。
時間が経ったらもう一度読み直してみたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
チェーホフの銃のように扱われるマイノリティ属性の苦しみなど、短編エッセイが色々。
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物語は生き物で、
切れたら血が出る、というところには共感する。 -
共感できる箇所があちこちにある。わたしたちは無意識のうちにいつも、物事を分析し、整理し、意味の通るように並べて、日々を生きている。意味をなさない「断片」はそこからこぼれ落ちていく。あえてそこに目を向け、その断片のまま意識を凝らしてみる。おさまりのいい意味づけをせずに物事を見る。おもしろいと思う。思うのだが…。
それで? それを言っちゃあおしまいよ、なんだけど、やっぱりどうにもこの言葉が浮かんでくるのをいかんともし難いのでありました。 -
色んな人のインタビューは面白いが、ネコのくだりとか作者の感性には付いていけない。