大切なきみ

  • いのちのことば社
4.19
  • (9)
  • (7)
  • (5)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 42
感想 : 11
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (39ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784264018698

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 木でできた小人たちの村では、ほめたい人にはお星さまシールを、けなしたい人にはだめじるしシールをはることに人々は夢中になっていた。だめじるしばかりベタベタはられ落ち込むパンチネロは、ある日どちらのシールもはられていない不思議な小人ルシアに会う。
    他人にはられたシールなんて。いいシールをはられようとしていないか。シールを気にするからはられる。大切なのは他人にシールをはられないこと。自分の価値は自分のもの。

  • 17年前、子供の頃にもらった絵本で、本棚から顔を覗かせていたので、改めて読んでみることに。
    他人の評価に翻弄され、自分を見失っていた私にとって、優しくも、ぐさりと刺さる内容でした。
    自分が誰かにとって唯一無二であり、愛されている存在であることに気がつき、読んでいるうちに自然と涙が溢れていました。
    いつか、守るべきものができたら、読んであげたい一冊です。

  • ちょっと考えさせられる本。良本です。

  • 良作。キリスト教的な思想が強いけれども、ひとはみなOnly oneという捉え方について素晴らしい絵とストーリーで見せてくれる。よくいく図書館の司書さんオススメの1冊で、大判バージョンもあるらしい。神は万能かつ全能であり人を造り賜うたのも愛を与えてくれるのも自分ではない神、という宗教観は、ちょっと日本人には馴染まないかもしれないから、★4にしたけど。「私は間違うことはない」っていうあたりとか、きっと日本人にはカツンとひっかかるとこだと思うしね。でも、私は、神という存在は遠く高く別のとこにあるのでなく、すべてを許しすべてを知っている間違うことのない神と呼ばれる存在は、自分のなかの、生まれ出でた命とともに最初からあるはずの、内なる良心のこと、そういうふうに思ってる。ねずみ色のシールを貼られっぱなしの人生では、なかなかその良心の姿を見つけるのは厳しいけれど、ひとかけらでもその存在を信じ続ける強さがあるひとこそ、自分を信じ、他人を愛し、昨日の自分を超えて人生を生きることができるんだとおもう。こういうの、小学校高学年くらいの必読にして、討論させてもいいかもしれない。万人に勧められる1冊。

  • 他人からの評価よりも、
    自分が自分らしく生きることが大切。
    そう思えるようになった時、人生はもっと輝くような気がする。

  • 周りの評価を気にしてへこまないで・・・
    そのことを優しく伝えてくれる温かい絵本

  • 誰かを評価し、評価されながら私たちは生きている。評価する、される事は決して悪くない事だと思う。評価を真摯に受け止め、次のステップにすべき時もある。しかし、評価と価値はイコールではないはず。
    世界中であなたはたった一人のかけがえのない存在なのです。たとえ今、弱さに喘いでいても、何かに苦しんでいても、悲しんでいても、それでもあなたは愛されるべきオンリーワンなのです!って語ってくれる。
    「あなたは高価で尊い。私はあなたを愛している。」聖書

  • 読めばわかる、心がほっこりするお話です。
    きみの価値なんて、人が決めるものじゃないんだよってお話。

  • あなたは、自分の価値を何によって決めていますか?この絵本は、人の評価を気にする生き方から読者を自由にしてくれる〜

  • 人目が気になるパンチネロ。

全11件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1955年米国テキサス州生まれ。
現代米国のキリスト教界で最も強い影響力を持つ作家の一人。
現在もテキサス州サンアントニオのオークヒルズ・チャーチに牧師として奉仕。
優れた霊性で知られ、国内でも知名度が高い。
国内では複数の作品がいのちのことば社から刊行されており、福音派に人気がある。
代表作は絵本『たいせつなきみ』(いのちのことば社)。

「2020年 『ひと時の黙想 主と歩む365日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

マックス・ルケードの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×