スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 朝食フェスと決意のグヤーシュ (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

著者 :
  • 宝島社
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感想 : 52
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784299022325

感想・レビュー・書評

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  • シリーズもここまで来ると、もう「安定感」みたいなものが出てきて(^ ^ このシリーズで、もちろん「ハズレ」があろう訳はないし、浅野と理絵の「好き合うてるくせに踏み出さないもどかしさ」も健在(?)だし(^ ^ まるで「美味しんぼ」のように、単純ですぐ改心する登場人物も相変わらず(^ ^; いや、ほめてるんですよ?(^ ^;

    全体的に、とてもゆっくりした時間が流れていて、だからこそ「いざ事件」の時の緊迫感がいや増して。「読み手のリズムを誘導する」手練れ感。これこそが「筆力」というものなのでせう(^ ^

    ミステリなので、何を書いてもネタバレになりそうなので、ホントに単なる感想文のみでした(^ ^

  • だんだんと理恵さんと麻野さんの間が近づいてきましたね〜
    露ちゃんも応援してるようで微笑ましい。

  • 物語が大きく動くのは次巻か…??!

  • 朝食フェスのイベントに携わることになった理恵。
    出店先でそれぞれ抱えている問題に直面し、
    麻野の推理で解決していく。

    いつもと違い、今回は朝食フェスに出店予定の店という括りで物語は展開されていく。
    なんだかちょっと新鮮。
    次から次へ起こる問題とフェスで起こる珍事が多いこと…。

    毎度のことながら、出てくるスープがどれも美味しそう。
    そして、新しい店主たちと生まれる交流から、麻野の料理技術はグレードアップするおまけつき。
    二人の関係性にもそろそろ変化が欲しいところ。

  • 謎は簡易ながらどの店のご飯も美味しそうなのが良い。なんとなく理恵が前向きな一歩を踏み出しそうな予感を感じさせつつ終わるので、次巻以降に期待。

  • 人気シリーズ第7弾。
    今回は丸ごと1冊、「朝食フェス」。
    事前運営からフェス当日まで、スムーズとは言えない状況を、スープ屋店主のキレで解決していくのは鉄板だ。
    冬場の早朝開始のフェス‥すごく寒そうだが、朝活にものすごく興味があるから是非行ってみたいな。

  • +++
    シリーズ累計52万部突破! 謎も心もほっこりほぐす、美味しいスープミステリー、最新刊です。
    会社主催の朝食フェスの運営に急遽理恵が加わることに。理恵は麻野に声をかけ、スープ屋しずくも出店することになる。
    けれど突如、目玉の朝食店ブーランジェリー・キヌムラが出店を考え直したいと言い出す。
    説得に行くと、店主の絹村はとある悩みを抱えていて……。
    ほか、朝活トークショーに出演予定の人気ブロガーの謎の体調不良や、
    開催予定地が使用禁止になるほどトラブルが続く。
    理恵たちは無事に当日を迎えることができるのか!?
    +++

    相変わらず麻野さんの洞察力がお見事過ぎて、ミステリの謎解き披露としてはあっけなさすぎる気もするが、料理や人とのつながりといった別の要素が充実しているので、愉しめることは請け合いである。ただ一点、麻野と理恵の関係だけがこれと言った進展を見せず、もどかしいままなので、次作では一気に詰めてほしいと願ってしまう。ついお腹が鳴りそうなシリーズである。

  • 今回もスープの描写が美味しそうで、身体にしみる感じ。朝活フェスとか本当にあったら行ってみたい。

  • 面白かった!

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著者プロフィール

2011年、『僕はお父さんを訴えます』で第10回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞してデビュー。14年、『ボランティアバスで行こう!』が名門ミステリファンクラブ「SRの会」13年ベストミステリー国内第1位に選ばれる。著書に“スープ屋しずくの謎解き朝ごはん”“さえこ照ラス”“レシピで謎解きを”の各シリーズ、『映画化決定』など。

「2023年 『無実の君が裁かれる理由』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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