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- Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309206998
感想・レビュー・書評
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繊細だからいろいろ感じてしまって生きるのがしんどい。かたや周りにいる人はおおらかにきめこまやかに周囲にやさしさを振りまいている人がいる。「繊細」とは後者のような人物を表すのではないか。だとしたら前者は?こういう周囲との立ち回りについてよくわからない。1人の人間としてしか生きてきてないから。こういうことを考えるから親戚の法事とか出るのかしんどいのかしら。とにもかくにも、この本はトーストした食パンにマーガリンがじんわり溶けていくように、私にじんわり溶け込んでいく。
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「邪眼」「すぐそばに いつでも いつまでも」「処刑」「平床トレーラー」の4編。
ぞくぞくと面白かったー!クレイジーラヴ。
『とうもろこしの乙女、あるいは七つの悪夢』まだ読んでなかった。読まねば。 -
怖いっ。面白いっ。寓話的な感じはほとんどなく、リアルにこだわっているのかなあ、という気がする。
「邪眼」は「レベッカ」を連想させられるような前妻後妻もので、不気味ながらも、いそうなんだよねこういう夫、こういう前妻。。。
「すぐそばに いつでも いつまでも」は怖い。ひたすら怖い。
「処刑」は意外な展開で、ちょっとあっけにとられてしまった。
「平床トレーラー」はいつのまにかこっち側に味方してしまう。
充分巨匠なのに、こんな怖さをえぐるジョイス・キャロル・オーツ、いいなあ。。。