- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309249575
感想・レビュー・書評
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孤独=ネガティブと捉えるのではなく、孤独=ポジティブと考え実践しようという本。
個人的に一人で過ごす時間が大好きなので、書いてある事ほとんど同意できました。というかほとんど自然と実践できていましたw
孤独=寂しいと思っている人にこそ読んでほしい本ですね。ポジティブに変換した方がお得だと思います。
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何かを考える時や自分を見つめる時には、ひとりの時間が大切。ポジティブに孤独を選び、楽しめる域にまで達すれば、また、違う世界が見えるのかな。
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図書館で本棚を見ていたら、題名に惹かれて借りて読んでみた。
哲学者である筆者の小川さんがら1人の時間がいかに自分をゆっくり成長させていくかについて説いている本。
さまざまな哲学者を例に挙げて孤独の価値ある行為と何度も主張していた。
具体的な孤独の楽しみ方(1人のみとか)も挙げていた。大体わたしやってるなー、えっへんという気持ち。
1人の時間は私も大事だと思うし、この本を読んで改めて感じた。
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ポジティブな孤独=共感×孤高=瞑想
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(個人的なメモ)
分かっていることを確認するために借りて読んだようなもの。
前に季刊誌『kotoba』で「孤独のレッスン」というテーマをやっていて、それを思い出した。あと『共食い』の作者の「孤独本」も持っているので、それも思い出した。
タイトル「孤独を生き抜く哲学」、これはどうだろう?
哲学的なところまで深く分け入らなくなるような「孤独」って、本当は限界状況のことだろう。自分一人でしか受け入れざるを得ない苦痛や苦悩を抱えた時だ。
この本は、そこまで踏み込んではいない。ここで書かれているのはSNS時代の、繋がり過多の状況に対置される程度の「孤独」だ。それをポジティブに捉えるためにいろんな哲学者の言葉を引っぱってきている。 -
普段の自分の生活だった。
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本書を読むまでは、孤独=ひとりぼっち寂しいというネガティブなイメージがあった。
でもこの本を読んで、自分の気持ち次第、捉え方次第ということに気づいた。
たとえ、1人でいようと集団にいようと、孤独に感じる瞬間は訪れる。
そんな時、孤独を乗り越えるツールが哲学。
ここでいう哲学=学問的な哲学ではなく、実存的な哲学。
哲学という孤独な営みこそが、本当の自分の時間であり、孤独を生き抜くための術であると感じた。
「孤独とは、友達のようなもので、しっかり向き合い楽しめると、ポジティブに感じられるのでは無いか」
と思った。