ウエスト・ウイング

  • 河出書房新社
3.66
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本棚登録 : 835
感想 : 102
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  • Amazon.co.jp ・本 (68ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309265896

感想・レビュー・書評

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  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/747450

    この館で、何かが起こっている。
    何が起こったのか、分からないまま終わる。
    文字のない絵本。

  • なんだか怪しい、から少しずつはっきりと不穏を感じる。この気味の悪さはすき。

  • 文字のない絵本。怖さというよりは不安を煽られる感じ。
    今回は柴田元幸さんの解説もなく寂しい。

  • ソワソワしっぱなしでした。

  • タロットカードみたいに不吉な絵のオンパレード。お化け屋敷を作る側の気分か。

  • 不安

  • 中田敦彦氏YouTubeチャンネルのエドワード・ゴーリー動画に触発されて。

    ゴーリー作品は『ギャシュリークラムのちびっ子たち』『不幸な子供』を読んでいて、独特な世界観は体験済み。
    心して読んだのだが、放り出されるように終わりを迎え唖然。

    全編が陰惨とした雰囲気に包まれただただ不気味。
    現れる人物や物体も何とも言えぬ違和感を纏っていて不条理。
    決定的なものは見せず、ひたすらその中の様子が切り取られている。
    深読みもできるし淡々と眺めることもできる。
    理解するのではなく、感じる本。

  • この絵は何を描いているるのか。想像を膨らませて眺めているだけで、めっちゃ不安になる。この力は何なの。

  • 中田敦彦(あっちゃん)のお勧めレビューで読了。
    奇妙ではあるけどあまり不安感をあおられるようなかんじではなかったな。。
    他の作品も読んでみます。

  • 西棟の内部を淡々と描いた絵本。
    文字は一切なく、白黒の絵だけで描かれていく。

    頭の中がミステリーだからか、
    荷解きされていない大きな荷物、絶対人入ってるでしょ。
    姿見置くの、やめません?
    包帯ほどけてますよ。

    挙動のおかしい人、
    脚だけが見えている倒れた椅子、
    壁紙や絨毯の不穏な柄が想像を掻き立てる。

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著者プロフィール

1925年シカゴ生まれ。独特の韻を踏んだ文章とモノクローム線画でユニークな作品を数多く発表。おもな邦訳に『うろんな客』『ギャシュリークラムのちびっ子たち』など。2000年没。

「2023年 『どんどん変に…』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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