志麻さんの台所ルール: 毎日のごはん作りがラクになる、一生ものの料理のコツ

著者 :
  • 河出書房新社
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感想 : 39
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309288390

感想・レビュー・書評

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  • 今まで読んだり、テレビで見た事が丁寧に書いてある。
    おさらい本というか、復習本というか。

    塩を取り過ぎないようにしてたけど、塩は大事なんだなって気づかされたかも。

  • 伝説の家政婦、タサン志麻さんの料理の中で、心掛けていることをまとめたもの。
    この方のレシピで、とても美味しいものがあったので、フレンチ(のようなもの)を作ることが多くなった。
    料理も勘所が必要な家事だと思うが、それを書籍で読んでもやはり心には留めておけないなあ、と少し思った。だったら読まなきゃいいのだが。
    志麻さんを見習って、新しく身に着ける勘所は持てなさそうだが、これは私もやっている、という共通点はいくつか見つけられた。「志麻さんも、こうやっているのね、間違いなかったわ、私えらい」と思える私は単純だ。鍋をそんなに持たないこと、常備する缶詰があること、など。洗い物をためない、は見習いたい。私に身につくだろうか…。これからも美味しそうなレシピを見て、美味しい料理を作っていきたい。

  • 工程ひとつひとつに根拠を示してくれる志麻さんのレシピが好きで、こちらも読んでみました。
    結果、「知らなかった!」と「私もやってる〜やっぱり正しかったのね」がバランスよく載っていて、大満足の読後感でした。
    なかでも刺さったのは《料理が苦手という人は後片付けが不得意なのでは》という箇所です。まさにこれ、私のこと。
    なので志麻さんが教えてくれる通りシンクを空にするよう意識して次々調理器具や食器を洗っていったら、キッチンも頭もすっきりして調理後は清々しい気持ちでお料理をいただけました。
    あとおろし金にアルミホイルをかぶせるアイデア!後片付けの手間が全然違う。今後はずっとこの方法でいきます。志麻さんありがとう。

  • 全部できるかどうかはわからないけれど、
    お塩の使い方は勉強になった。
    電子レンジをほぼ使わない我が家にとっては、それが時短と勧められても、おいしいと感じられないため、うーんとなってしまうが、
    効率を求める人には良いのかも。それと、料理はやっぱり【慣れ】なんだろうな。


  • こういう本はありそうで無かった。編集者に感謝。
    志麻さんのノウハウが詰まった本。志麻さんの長年の気付きを集めたメモみたいな感じ。レシピをいくつも覚えるより、自分の感覚を研ぎ澄ませて考えて、試行錯誤すれば料理上手になる。一朝一夕にはならない。
    レシピどおりにやらないから失敗するというのも正しいけど、レシピどおりにやったからうまくいくわけではない。色んな調味料、鍋やフライパンの状態、火の当て方、さまざまだから。全部レシピには書ききれないから。
    ただ、味見して、これが足りない、とか違和感があったとき、こうすればいいかな、っていうのは、経験則だと思う。失敗を重ねるしかないね。


    【メモ】
    水汚れと油汚れに分ける
    作ることより、一緒に食べること
    工程に、なぜ?考える
    まずメインを考える。食材先。
    切り方とか調味料、スパイスを変えてマンネリ脱出
    煮込み料理、ホワイトソース、ミートソースは作り置き。野菜を切るのは直前。切ったのを保存しとくのが手間だから。
    すぐ洗う。調理器具は少なく。はかりも使わない。目分量。
    ゆでる、つけこむ、水に晒す、蒸す、煮る、炊くを、しよう!!
    焼くときは、サーモンでなく、フライパンを動かそう。煮崩れしてします。
    大きいフライパンで小さい食材は温度が上がって焦げる。サーモンソテーは小さいフライパンで。
    揚げ焼きは弱火、レンジ加熱してから。
    野菜炒めは水気を切って強火、野菜のみで炒めて取り出し。肉と一緒に長く炒めると水分がでる
    コンフィ(弱火で煮る)の余った油で炒め物やパスタソース。
    煮込み料理の肉には塩と砂糖を揉み込んでおくと柔らかくなる
    油汚れが少ないものから洗う
    代用は、色の似てる野菜とか、肉を魚に、とか。調味料や、切り方焼き加減で調整。(これ、調整はプロのワザ。普通はできないかも。)
    ザルは16メッシュだと、ふるいにも。重ねて使えば水切りやピュレ作りにも使える
    ソースやドレッシングの乳化には泡立て器
    綿棒の代わりにラップの芯
    バット代わりに容器のトレイ
    炊飯器の保温モードでローストビーフ



  • 料理本には書かれていないコツや工夫が役にたちます

  • 見開き右ページはタイトル(項目名)のみ、という斬新なスタイル。
    だから厚さの割にサラッと読める。
    料理の心得帳みたいな感じで、レシピもない。
    ただ、語られるヒントは、役立ててみたいと思う。
    調理中に洗い物をする、ということは知っているが(なかなか実行できない)水汚れのものだけでも洗ってよけておこう。
    志麻さんの言うように、洗い物ってやっぱストレスなので。

  • 気負わず合理的(私はそう感じました)に調理をするコツが簡単にまとめられています。
    サラッと読み進めることが出来ました。

    これから試してみたい調理法も多々ありました。

    お料理が楽しくなるかもしれません♪

  • 疲れない簡単さが、日々食べるごはんには必要。がんばりすぎなくても大丈夫! 伝説の家政婦・志麻さんが、レシピ本には書ききれない、料理をおいしくするポイントや調理をスムーズにするコツなどを紹介する。
    (2020年)
    --- 目次 ---
    はじめに
    Part 1 心の準備編
    Part 2 段取り&調理編
    Part 3 食材&調味料編
    Part 4 調理道具編
    おわりに

  • タサンさんはどうやらご飯専門の家政婦さんらしい。
    全然知らない家の台所、冷蔵庫の中に足りないものがあるときの対応のしかたなど。
    調理の段取りなど。
    一度に全部材料を切らず、段取りを組んでスペースをその都度クリアにしていくことが大事らしい。

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著者プロフィール

辻調グループ・フランス校で学んだのち、ミシュランの三ツ星レストラン等の厨房を経て、フリーランスの家政婦として活動開始。「沸騰ワード10」などのTVに出演。著書に『志麻さんの台所ルール』(小社刊)など。

「2023年 『しまさんと こねこねハンバーグ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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