- Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309409085
感想・レビュー・書評
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学生課で紹介された猫シッターのアルバイトで、一朗は<猫飼亭>なる屋敷を訪れる。家主とその美しい兄弟の奇妙な注文に応えるうちに、彼は不思議な世界をのぞくことになり・・・<猫飼亭>を訪れる者たちが見た4つの「極楽」の物語。
長野まゆみ独特の美しく秘めやかな文体で描かれた、青年たちの性愛物語。猫好き(この本当の意味は、作品を読めばわかるのだけれど)にはたまらない、読んでいてドキドキしてしまう素敵な物語。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ねこ ねこ 猫
真珠の毛並み 水晶の眼 銀更紗のねこたちが織りなす 世界
※男色注意
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゚° o。
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猫がかわいすぎる
そして卑猥
文体が古めかしく綺麗。 -
長野まゆみ=少年。
この公式が崩れた本。
大学生、なんて…。
好き、だよ(笑。
でもあれだね。
口約束があれほどぇろいものとは思わなんだ(笑。 -
可愛らしい猫の表紙に惹かれて読みました。美しい文章は素敵なんですけど・・・ちょっと戸惑いました。雰囲気は好きなので、他の本も読んでみたいです。
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以前、図書館で単行本を借りて読んだ。
お風呂が印象に残っています。…別の本じゃないですよね?
3/18文庫読み終わりました。
うん、面白い。
室内の調度品などの描写が素晴らしい。
目の前に浮かんでくるような…この世界観がいいです。
あとは、“分る人にだけ分る”言葉の符牒。 -
長野さんの本は読んだことがなく、
長野さん=少年 というイメージが漠然とあったのですが、
この本は違いました。
猫道楽っていうから、猫だらけかと思ったら、
猫は猫でも違うネコでした。
隠語が出てきますが、いやらしくなく、
綺麗だなぁと。
爽やかだけど、艶めかしいような。 -
読み始めたばかりですが、男色のにほひが…(むふっ
楽しみだな。
:::::09/8/30読破::::::
猫飼亭にバイトへ訪れた一郎が、基本的な主人公。
でも、実は猫飼亭の住人の4兄弟が主人公だと思う。
それぞれ短編としても読める。
心に傷を負った青年が、猫飼亭の兄弟と触れ合う事で、癒されていくお話。
色っぽい雰囲気が作品を包んでいて、BLキターって感じ。
ここまで露骨(…でもないか)な表現をされている長野さんの作品を読んだ事がなかったので、すごく新鮮でした。 -
変な性癖を持つ兄弟に囲まれて星は大変だなと同情していたら、星もおかしな性癖持ってた。
でもコンプレックスの塊のような星が可愛い。
そばかす可愛いじゃない。
雀斑でなく、星斑。うん、可愛い。
一朗と星のその後の話をもっと読んでみたいと思った。
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昔は素通りしてしまったんだけれども。
此処最近、大人な長野(?)方面を再読していて。
改めて、これは「エロイ」と思いました(笑)
設定からして・・・ですが、女史の作品のなかではかなり直接的な表現が出てますよね〜。
子供には勿体無い。
大人のお姉さん達におすすめ。
最初と最後の話が好きです。