先生と僕 夏目漱石を囲む人々 作家篇 (河出文庫 こ 23-2)
- 河出書房新社 (2018年12月6日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309416571
感想・レビュー・書評
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たとえて言えばイエス・キリストと弟子たち。
(似たようなものはたくさんありますね)
そして後の時代にそれをアートにしたもの
レオナルドダヴィンチの『最後の晩餐』みたいに
それがこの香日ゆらさんによる『先生と僕』だと思いました。
しつこく書いていますが、
久米正雄『破船』『和靈』と
松岡譲(後の娘婿)『憂鬱な愛人』の前に読みたかったです。
いろいろ面白そうな門下生が登場していました。
もう一度読みたい気もありますが
もう体力がありません。
〈漱石は門下を選んで作ったりなどしていない。
慕って押しかけた若者たちを
寛容な先生が受け入れただけにすぎない。
皆その優しさに甘えていたのだ〉詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
漱石の人生と彼を取り巻く人々について分かりやすく書かれており、漱石がどんな人か知りたい人におすすめの一冊。
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夏目漱石と門下生の交流や漱石と友人の交流から作家 夏目漱石の人物像が浮かびあがるような心地になった。
夏目漱石、早く逝かれたけどもいい人だったんだな。 -
2022.02.26 朝活読書サロンで紹介を受ける。
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大学生の時夏目漱石のレポートを書きました
この本を読んでいたら、もっと愛のあるレポートが、書けたのになぁー。
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夏目漱石とその周りにいる人々の諸々を描いた4コママンガ。今作は夏目漱石が作家となってから亡くなるまで。
前作同様、夏目漱石はもちろん、漱石を囲む人々がおかしく、すぐ読めた。エピソードが各人の残した文章に基づいて描かれているので、興味深い。
今作は、夏目漱石というより、周りの人々の様子を描いてるかな〜といった印象。 -
専業作家になり、漱石の晩年へ。漱石と弟子の関係羨ましい。夏目漱石が身近になり、再チャレンジしたくなりました。