- Amazon.co.jp ・本 (387ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309462219
感想・レビュー・書評
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読んでおくべき本だとは思うが、衒学的過ぎる。
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ワイルドの「ドリアン・グレイの肖像」に出てくるヘンリー卿が主人公ドリアンに送った「悪書」はこの本だと言われています。
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自然は実際にはグロテスクで不潔で危険極まりないということから、デ・ゼッサントは人工物をこよなく愛する。小説の最後らへんで衰弱して潅腸法による栄養摂取しかできなくなった時も、これぞ人間にしかできない芸当だ、などと考えて満足するしまつ。あらゆることを可能にする空想を第一とし、現実は何とも醜いものだとしてフォントネエの屋敷にひきこもる彼。プロットのない小説だが、デ・ゼッサントの性格、生活が面白い。デカダンスを知りたい人にお勧めの一作。
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澁澤龍彦!わかんねぇーけどスゴイ!僕の所有している書籍は昭和59年光風社出版発行のモノ。装丁もすばらしい。この写真とは異ります。
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デカダンの聖書。私もモローのサロメを眺め暮らしたい。
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長くて挫折しそうになった。長い上に全てが過剰でお腹いっぱいに。疲れた。
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デカダンスの聖書「さかしま」。
主人公デ・ゼッサントの偏執狂的な人工の理想への情熱は、正直友達にはなりたくないです(笑)
こういうのが好きだとは言いませんが、いろいろと興味深いナー。 -
ずーっと読みたかった本。文庫で見つけた時は嬉しかった。